[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 32+1d10 登場/リザレクト (32+1D10) > 32+9[9] > 41

[メイン] system : [ 益子 薫(ますこ かおる) ] 侵蝕率 : 32 → 41

[メイン] カレーメシくん : 35+1d10 登場/リザレクト (35+1D10) > 35+1[1] > 36

[メイン] 参田 鶫 : 1d10 (1D10) > 3

[メイン] system : [ 参田 鶫 ] 侵蝕率 : 36 → 39

[メイン] 青木ルリ : 33+1d10 登場/リザレクト (33+1D10) > 33+3[3] > 36

[メイン] system : [ カレーメシくん ] 侵蝕率 : 35 → 36

[メイン] system : [ 青木ルリ ] 侵蝕率 : 33 → 36

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 『Endless Thalassophobia』

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 君たちは、梅雨も終わった頃

[メイン] GM : 近隣でも比較的大きな支部に集められた

[メイン] GM : その場所そのものの意味は支部であるだけだが

[メイン] GM : 事態、そして規模、大きさを

[メイン] GM : その空気感が雄弁に語っている…

[メイン] GM :  

[メイン] カレーメシくん : 腹が減ったらカレーメシ!

[メイン] 参田 鶫 : 指を噛み、眉根に皺を寄せている。
はたから見ても機嫌が悪い、の表明と一目でわかるだろう。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 薄桜色のツインテールと、小柄な少女が湯呑を飲みながら。
ちらりと、機嫌の悪そうな男へ視線を。

[メイン] カレーメシくん : (って開幕言って皆にカレーメシ配ろうとしたけど……そんな空気じゃねえなあ……)

[メイン] 青木ルリ : おどおどとしながら自分の席に座っている。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……ん、ああ、それなら一つ貰おう」
カレーメシへ、そのジト目を向ける。

[メイン] カレーメシくん : 「おお! 道中腹が減ったら困るからな!
 よく食え!」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ぶっちゃけ仕事前に、ガッツリ食いもん食うのは、あんまよかねーが。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : まぁ好意は無駄にはできねーよな。

[メイン] 参田 鶫 : ・片道数時間を掛けてやってきたこと。
・その運賃はすべてこちら持ちであること。
・そして来たここに明らかに隠蔽のいの字も無い奴がいること。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……このインスタト食品、初めて食うかもな
 どうだ?お前も食うか?」
おどおどとするルリへ。

[メイン] カレーメシくん : 「あ、他の人達もどうすか?」
この流れならいけると思ったのか前に出る。

[メイン] 参田 鶫 : その他理由は割愛しつつ。

[メイン] 青木ルリ : 「あ、どうも」
話しかけてきた益子に軽く会釈する。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……イリーガル、それも新人、か?

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「あー、あれだ、肩に力入り過ぎだ」

[メイン] カレーメシくん : 「一応完全食バージョンなんで、栄養バランスもよくて……」
くどくどと宣伝文句を並べる。
効果があるかは知らん。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「まぁ、これから始まるのは……命懸けの仕事ってのはあるが」

[メイン] 青木ルリ : ふんふんと話を聞く。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 多少のリラックスはねーと、コンディション悪くなるだろ?

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : と、だらりとテーブルへ伏しながら、時計の針を見つめる。
カチ、カチ、カチ、カチ。

[メイン] 参田 鶫 : 「………いらねーっつーか」

[メイン] 参田 鶫 : 「“それ”、外では誤魔化せよな」
眉根を顰める理由を端的に述べて。

[メイン] 参田 鶫 : 誰に? 対外的に当てはまるものすべてに。

[メイン] カレーメシくん : 「はい」
渾身の宣伝文句はクソ滑った。
圧に屈した瞬間である。

[メイン] 参田 鶫 : そうして足を組みなおし。

[メイン] 連絡員 : トントントン

[メイン] 連絡員 : 少し早めの表紙のノックとともに

[メイン] 連絡員 : 連絡員が顔を出す

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ぴくりと反応し、ゆっくりと体を起こす。
気怠さを感じさせる表情は、仕事モードに切り替えられる。

[メイン] 連絡員 : 厚手のコートに身を隠す、季節感の無い姿だが

[メイン] 連絡員 : 「…集まっているな」

[メイン] 連絡員 : その声は気丈、暑さはないのだろう

[メイン] 青木ルリ : 入ってきた連絡員の方に顔を向ける。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ちょっとした、顔見知り、といったところだ。
だが仕事だ。うっす。と、軽く連絡員へ会釈。

[メイン] 連絡員 : 「よし、では伝達の時間だ」

[メイン] 連絡員 : 軽く会釈を返し、資料を取り出す

[メイン] 連絡員 : 「もう持っているだろうが、改めて」

[メイン] 連絡員 : 「この地域にある水族館の事だが」

[メイン] 連絡員 : 「そこは既に運営を止めて無人、何もかもない空っぽの廃墟」

[メイン] 連絡員 : 「…だが、ここ数か月運営されている」

[メイン] 連絡員 : 「途絶、封鎖、噂の操作」

[メイン] 連絡員 : 「ありとあらゆる手段を講じた結果」

[メイン] 連絡員 : 「そこには今日も客が出入りし、魚が泳ぎ、運営が成されている」

[メイン] 連絡員 : 「そして、もう一つの問題点として」

[メイン] 連絡員 : 「一定周期ごとに"客"が消失し、入れ替わっている」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 眉を顰めながら、話を聞き続ける。

[メイン] 連絡員 : 「嫌な予感ばかりだが、推測を喋るのは避けさせてもらう」

[メイン] 連絡員 : 「君たちの任務はその水族館の調査、及び停止」

[メイン] 参田 鶫 : 「……じゃあ憶測抜きに。
 可及的速やかに解決しろってことが伝わりました」

[メイン] 連絡員 : 「だが、任務の現在設定された危険度も加味し」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……ああ、そうだな、全く嫌な予感ばかりだ」
任務内容に頷く。

[メイン] 連絡員 : 「"任務の中断、離脱は其方の判断にゆだねる"」

[メイン] 参田 鶫 : 「…………………」

[メイン] 参田 鶫 : 「その規模っすか」

[メイン] 連絡員 : 「…何より」
伝わったようだな、とまで言わず

[メイン] 連絡員 : 「ああ」

[メイン] 参田 鶫 : っす、と小さく相槌を返し。

[メイン] 連絡員 : 「では、質疑応答に移る」

[メイン] 連絡員 : 「何もなければ任務を開始してもらいたい」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「無い、何より……こういったレネゲイドと思わしき案件は迅速な対応、だろ?」

[メイン] カレーメシくん : 連絡員の話にはうんうんと相槌を打ちながら聞いていた。
質問も特にないようだ。

[メイン] 連絡員 : 「明確なスタンスはそちらに任せる」

[メイン] 連絡員 : 「急ぐことが致命傷になる事も、逆もあり得るからな」

[メイン] 青木ルリ : 質問と言われても特に思いつかず、周りの様子をうかがっている。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : なるほど、な。そりゃ一理ある。

[メイン] 参田 鶫 : 「………じゃあ、一点」

[メイン] 連絡員 : 「どうぞ」

[メイン] 参田 鶫 : 「“参考までに”」

[メイン] 参田 鶫 : 「……任せるっつっても、限度はある訳で」

[メイン] 参田 鶫 : 「そう、“参考までに”。
 …………何日で見てます?」

[メイン] 連絡員 : 「………………」

[メイン] 連絡員 : 「現状で」

[メイン] 連絡員 : 「一週間」

[メイン] 連絡員 : 「情報の更新で、また延びるが」

[メイン] 連絡員 : 「一週間、それを目途にする方が"良い"」

[メイン] 参田 鶫 : 「………」
一週間。
一般人が“失踪”と判断されるには、申し分ない期間。

[メイン] 参田 鶫 : ちらり、とそれぞれの面を拝み。
……学生いるし、それくらいだよな、なんて思って。

[メイン] 参田 鶫 : 「ッス」

[メイン] 参田 鶫 : どうも、と手を挙げた。

[メイン] 連絡員 : 「では」

[メイン] 連絡員 : こくり、頭を下げて

[メイン] 連絡員 : 「何かあれば俺がオペレートする、必要に応じて掛けてくれ」

[メイン] 連絡員 : そう言って、退出

[メイン] 連絡員 :  

[メイン] GM : 部屋に再び静寂

[メイン] 参田 鶫 : 「………」
ふぃー、とため息をついて。

[メイン] カレーメシくん : 食べ終わった。

[メイン] 参田 鶫 : 「んじゃあ、出る訳だけど」

[メイン] 参田 鶫 : 「俺から1つ言っとくわ」

[メイン] 青木ルリ : 顔を上げ、参田の方に向ける。

[メイン] カレーメシくん : いざ行かん! と思ったが、とりあえず聞く。

[メイン] 参田 鶫 : 各々に向けて。
顰め面は戻らない。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……なんだ?」

[メイン] 参田 鶫 : 「“言い残したこと”はねーよーにな」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : それに対し、ヘッ、と笑う。

[メイン] 参田 鶫 : そう言って席を立つ。
撤退判断が自由、任意。
それ即ち、“帰還不可”の可能性が高いということ。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「─────忠告、ありがとうよ」

[メイン] カレーメシくん : 意外とやさしかった……。
「意外と優しかった……」
声に出てた。
“意外と”なので若干失礼に当たる。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : そう言い、長刀を入れるケースを肩に持ち。
席を立ち上がる。そして、カレーメシとルリの方を向き。

[メイン] 青木ルリ : 言い残したこと。お母さんやユカに後でメッセージ送っておいた方がいいのかな。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「まぁなんだ、ホーレンソーは怠らないようにな
 ……オレは、誰も死んでほしくねーしな」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……言葉の選び方をミスったか?
励ますつもりが、脅しになってなきゃ、いいが。

[メイン] カレーメシくん : 「言われて遺書書こうとしたけど、つっても今から死ぬこと考えても仕方なくねって思ってやめたわ」

[メイン] 青木ルリ : 益子にコクリと頷き、立ち上がる。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ─────だが、ああ、オレは……あの任務のようなことには、したくねぇからな。

[メイン] 青木ルリ : 誰も死んで欲しくないのはわたしも一緒だから。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……へ、そうだな、んじゃ……まぁ、ゆるりと行こうぜ」

[メイン] カレーメシくん : 「いつだって命懸けだけど、別に死にたくてやってるわけじゃないしな!」
言い残して参田に続く。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : だらりとしながら、部屋を出て行く。

[メイン] 青木ルリ : 3人を追って、最後に部屋を出る。

[メイン] 参田 鶫 : 中指でフードをぴん、と弾く。

[メイン] 参田 鶫 : あー----、最悪。

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] 参田 鶫 : ──人の重さに比べれば。

[メイン] 参田 鶫 : 水の重さの方が、多分、何倍も。

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : [朝になった]

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 【情報項目】

[メイン] 海鳴 美沙 : 「そういうのは例えばこんな感じがいいだろうか?」

[メイン] GM : ・[客はどこから?]
・[此処は一体何をしているのか]
・[海鳴美沙の正体]
・[命の起源]

[メイン] GM : ごぽごぽ

[メイン] GM :  

[メイン] 海鳴 美沙 : middle【水槽へようこそ】登場:任意

[メイン] 参田 鶫 : 1d10 (1D10) > 2

[メイン] system : [ 参田 鶫 ] 侵蝕率 : 39 → 41

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 41+1d10 登場/リザレクト (41+1D10) > 41+9[9] > 50

[メイン] カレーメシくん : 36+1d10 登場/リザレクト (36+1D10) > 36+9[9] > 45

[メイン] 青木ルリ : 36+1d10 登場/リザレクト (36+1D10) > 36+4[4] > 40

[メイン] system : [ 益子 薫(ますこ かおる) ] 侵蝕率 : 41 → 50

[メイン] system : [ カレーメシくん ] 侵蝕率 : 36 → 45

[メイン] system : [ 青木ルリ ] 侵蝕率 : 36 → 40

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] GM : ごぽごぽ、ぷかぷか

[メイン] GM : 殷賑な水族館に、君たち四人は現れた

[メイン] GM : 場所は最も大きな水槽を前に

[メイン] GM : 広がる偽りの海を泳ぐ魚たちを客は眺め

[メイン] GM : 君たちも、そんな施設に視線を巡らせてるその時

[メイン] 海鳴 美沙 : 「やぁ!」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「─────うおっ」

[メイン] 参田 鶫 : 「誰」

[メイン] 海鳴 美沙 : 声を掛けるものが一人

[メイン] カレーメシくん : 「誰だ!?(^^)誰だ!?(^^)」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「おっと、思ったよりドライ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ぴくりと反応し振り返ると、そこには眼鏡をかけた少女。

[メイン] 参田 鶫 : コミュ障返し。
ああなんたることか。これが社会1。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「海鳴 美沙……まぁアレよアレ」

[メイン] 青木ルリ : 「…?」
怪訝な顔をして声かけてきた人の方に顔を向ける。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「案内人という感じの立場を貰っておこう」

[メイン] 参田 鶫 : 「え、何」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……なるほどな」

[メイン] 参田 鶫 : 「不確定なのそこ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「うん」

[メイン] 参田 鶫 : 「じゃあ不審者じゃん。警備員さーん?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「警備員は居ないんだぜ、知ってるだろ~?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「ま、まぁまぁ待て待て」

[メイン] 参田 鶫 : 「シケた水族館だ…」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………ん、ああ……つまりは、そういうことなんだろ?」

[メイン] カレーメシくん : 「知ってるって言われても……つまり“そういうこと”?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「どういう事かは知らないけど案内する方が良いっておばあちゃんが行ってたんでね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「まぁ、軽く見回ろうや~」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 青の水槽から差し込まれる幻想的な光が差し込まれながら。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「調べるにもレポート書くにも実物見るほうがいいってもんでね」

[メイン] 参田 鶫 : 「見て回るならもっとスタイルの良いお姉さんとが良かったよ、俺は」

[メイン] 海鳴 美沙 : ケラケラ笑って、少しムっとする

[メイン] 海鳴 美沙 : 「そこは言わないお約束だろう、全く……」

[メイン] 青木ルリ : なんだか良くわからないまま案内される形になってしまった。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……ん?んんん??コイツ今、さりげなくオレのこともディスったな?

[メイン] カレーメシくん : その前に色々と説明をして欲しかった。
ただでさえ不審者と不審者の邂逅なのだから……。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「さて、ではついて来ると良い」

[メイン] 海鳴 美沙 : ひらりと服を翻し

[メイン] 参田 鶫 : 怪訝フェイス。

[メイン] カレーメシくん : 「え〜どうする?」
皆を見る。

[メイン] 海鳴 美沙 : 勝手に水族館を歩き始める

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「"今"は、都合がいい」

[メイン] カレーメシくん : 「何かついてくるものと仮定して歩き始めたな」

[メイン] 青木ルリ : ついていこうとして、カレーメシの言葉に足を止める。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「だが、案内人を名乗ってくれるんだぜ?だったらそのご厚意に
 預かってやっても、別にいいんじゃねーか?」
そのまま歩を進めて行く。

[メイン] 参田 鶫 : 「…………」

[メイン] 海鳴 美沙 : 振り返ってニヤリ

[メイン] 参田 鶫 : まあ、行くけど。

[メイン] 参田 鶫 : 行くけどさー。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : まぁ、面倒くさそうな感じはするけど、よ。
だが、面倒なもんを面倒として放っておいて、面倒なことになったら、どうだ?

[メイン] 参田 鶫 : おっぱい大きい方が良かったなぁ。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 面倒面倒何回言ったんだろうな。数えるのも面倒くせぇ。
とにかく、面倒くせーことにならねぇように、進っきゃねぇ。

[メイン] 参田 鶫 : 数度唸りつつ3~5m後方。

[メイン] 青木ルリ : 「なんか、ついて行くみたいだよ」
カレーメシに話しかける。

[メイン] 青木ルリ : 「わたしたちも行こう」

[メイン] カレーメシくん : 「あ、ちょっと待って客にカレーメシ配ってるから」
一般客にはコスプレか何かと思われているようだ。

[メイン] カレーメシくん : 本当に?
そう書いてあるんだからそうなんです。

[メイン] 青木ルリ : どんどん遠ざかっていく三人の方に目を向けながら、カレーメシを待つ。

[メイン] カレーメシくん : ごべーん待たせた! と言い、皆に追いついて

[メイン] カレーメシくん : 「じゃあ案内人ってことならちょっと聞きたいことが」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「やぁやぁ着ぐるみくん」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「何かな、好きなエスニック料理はチキンだけど」

[メイン] 参田 鶫 : 「アホほど狭いカテゴリの自己紹介するじゃん」

[メイン] カレーメシくん : 「チキンカレーあったかな……。
 まあそれはいいとして、客について何か知ってることは?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ははぁん、そうだねぇ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 首をひねって

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] 海鳴 美沙 : [客はどこから?]
・行きたい場所から、行きたいと思う限り呼びこまれる。
 これは自動で、止めようと思おうが意味も無いただの機構であり
 少なくとも止める手段を持っていないし止める意味があると思っていない。
 必要ならば施設を探してみると良い、そうだ。

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] 海鳴 美沙 : 「という感じかな」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「知っている限りは、だけども」

[メイン] 参田 鶫 : 「行きたいって何よ。水族館いきたーいって思ったらパッシブ発動すんの?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ん~~?まぁそんな感じかな」

[メイン] 参田 鶫 : 「押し売りじゃん」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「もうちっとファジーなんだよね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「君らもそうだろ?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「入口から素直に入ったわけじゃあるまいし」

[メイン] カレーメシくん : 「さっきから言動もファジーな気もするがな……」
バターチキンカレーならあったのでそれを海鳴に渡しつつ

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「…………はぁ、なるほどな」

[メイン] 参田 鶫 : 「……………」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 確かにオレ達は、行きたいと思って来たな?

[メイン] 青木ルリ : そういえば、気がついたらここにいたような。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「君らがどこから何のために来た誰かは知らないが」

[メイン] 参田 鶫 : 舌打ち。
おお、舌打ち。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「まぁね、誰だってそうだからね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「だから"案内人"が必要だと思わないかい?」

[メイン] 海鳴 美沙 : ふふん、と笑う

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : あれだなぁ……ゴキブリホイホイが頭に浮かぶなぁ……。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……んじゃ、引き続き案内人の役目、引き受けてくれるか?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「まだ終わっても無いしね」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「オレ達は、ああ、お前の言う通りそうだ
 ここに、"行きたい"と思って来たが……なんだ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「そりゃあやるさ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ん、ありがとよ。と告げ。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……ぶっちゃけるが、この水族館、どうなってんだ?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「一体、何をしてるんだ?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ははぁん、何をしているか、か」

[メイン] カレーメシくん : そう言われてみると案内がいるような気もするが、そもそもこの女は色んな客にそううことをやってるのか?
それなら他に案内人がいるのか?
疑問を潰そうとするとまた疑問か浮かび上がる。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ちょいまち、いい感じに纏めてみよう」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 気だるげな表情ながらも、真剣味のある顔で頷き。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「私は本職じゃないんでね、しいて言うのなら」

[メイン] 海鳴 美沙 : ううん、ううんと唸って

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] 海鳴 美沙 : [此処は一体何をしているのか]
・水族館、魚や海の神秘に触れてもらう場所でありそれ以上でも以下でもない。
 怪しい事をしているかと言われたら、心当たりも無い
 だが強いて言えば普通の水族館って感じではないのは認めるそうで。
 海の神秘そのものなのかもしれない、らしい。

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] 海鳴 美沙 : 「と、感じているかな」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いやはや、見ての通り私は職員さんでもないからね」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………なるほどな」
ちらりと、青の世界へ顔を向ける。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「あまり大層な事は知らないのさ」

[メイン] 参田 鶫 : 「不審者じゃん」

[メイン] 参田 鶫 : 「しょくいんさぁーん」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 海の神秘は、確かにそこにある。
生きている。営業は既に停止してあるはずなのに、だ。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「フフ、でも木を隠すなら森の中だろ」

[メイン] カレーメシくん : 「神秘に触れるのは別にいいことだがなァ……」
 俺もシーフード好きだし」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「不審な場所の不審者は普通の人なんだ、多分」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「めいびー」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「いやテキトーすぎるだろ……!?」

[メイン] 参田 鶫 : 「それ言うたらこの着ぐるみ普通って認める事になりますよあなた」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いいのさ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : それはそう。鋭い指摘が来た。

[メイン] 参田 鶫 : 「いいのか!?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「その文字をアレだよアレ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「"コバンザメのコバンの部分"に書き換えよう」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いい感じに黄色いし丸いからね」

[メイン] 参田 鶫 : 「無茶通してきやがった」

[メイン] カレーメシくん : 「いや、俺は宣伝大使だから……。
 不審者じゃないから……」
地の文で書いたのでコスプレで通ってる筈だ。
そう願っている。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : コバンザメするには、ちょっとデカすぎるが。
好意的に解釈するなら、アレか……?社会にコバンザメする……
あ、やめた、なんか失礼すぎた。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「すまないがPR活動は上に許可を取ってほしいんだよね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「私は貰った事無いが」

[メイン] カレーメシくん : ド正論貰っちゃった。
こいつ、不審者に強い不審者か……?

[メイン] 海鳴 美沙 : 「さてさて、他の案内は不要かな?」

[メイン] 参田 鶫 : 無認可案内人、怖すぎるでしょ。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「何も無いならいい感じにふれあい広場とか行くよ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「そもそもオレ達も……不法侵入に該当することになっちまうんだろうな……」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「招待された側だしセーフでしょ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……さて、色々案内をされたが……。

[メイン] 参田 鶫 : 視線は一切逸らさずに。
自分の端末に触れてみる。動く?

[メイン] GM : グリッチが走って起動した

[メイン] 参田 鶫 : 眉を顰めつつも。
まあよし、ダメで元々。
少なくとも──

[メイン] 参田 鶫 : “又聞き”よかマシでしょ。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……あんま、レネゲイドらしいもんは、見当たらねー……のか……?
いや、この現象自体……アレだろ、十中八九そうじゃね……?

[メイン] 参田 鶫 : 調査 海鳴 美沙って誰よ
情報:UGN

[メイン] GM : どうぞ

[メイン] 参田 鶫 : 1dx+2 (1DX10+2) > 3[3]+2 > 5

[メイン] 参田 鶫 : わかりました

[メイン] 参田 鶫 : 後で調査担当部に高めの牛タン贈呈しておきます

[メイン] system : [ 参田 鶫 ] 財産点 : 6 → 1

[メイン] GM :  

[メイン] GM : [海鳴美沙の正体]難易度10
・██人目の被害者、行方不明になっていた16歳の██
 非覚醒者であり足取りの記録は少ないが、調査の結果奇妙な言動が見られたらしく。
 有識者曰く"深海都市の夢"に接触したと考えられている。
 ともすれば、この奇妙な水族館とも状況は合致するかもしれない。

[メイン] GM :  

[メイン] 参田 鶫 : 待て

[メイン] 参田 鶫 : 重要な項目が…ねえんじゃねえのか…?

[メイン] GM :  

[メイン] 連絡員 : 調べてみました!

[メイン] 参田 鶫 :

[メイン] 連絡員 : 生前の健康診断とかの資料を漁ってみたが

[メイン] 連絡員 : 身長152cm 胸は…

[メイン] 連絡員 : Bカップか

[メイン] 連絡員 : ザザッ

[メイン] 参田 鶫 : ……!!!!!!!!!!!!!!!!

[メイン] 連絡員 : ザザザザザザザザザ

[メイン] 連絡員 :  

[メイン] 海鳴 美沙 : 「なんだいやけにおかしな気迫で携帯を見て」

[メイン] 参田 鶫 : 「ええ?」

[メイン] 参田 鶫 : 「いやー。あっはっは。」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「目が血走ってるようだが…」

[メイン] 参田 鶫 : 「いいんですよ海鳴さん」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「なにが!?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : は?え?何が?
と、参田と海鳴の顔を見比べながら。

[メイン] 参田 鶫 : 「いいんですよ…」

[メイン] 参田 鶫 : わかっています。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「………………」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「そういうのはどうかと思うんだがね、何が何だかは知らないが…」

[メイン] カレーメシくん : 「ファジーにはファジーで返す……。
 見所のある攻防戦だな 日清」

[メイン] 参田 鶫 : 「へへっ」
褒められちゃった。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……なんか、あいつにだけ、よくねぇ情報渡ったな……?

[メイン] 海鳴 美沙 : 「はいはい、取り合えずふれあい広場に行くぞ~」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : おう。と返事をしながらも……。

[メイン] 参田 鶫 : 「イエスミサ!」
なんかやたら従順になった。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「一番人気はナマコすくいだ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ちらりと、ルリの方へ。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………ルリ、大丈夫か?」

[メイン] 青木ルリ : 「あ、大丈夫です。お気になさらず」

[メイン] カレーメシくん : 「ちょっと待てなまこかよ……。
 ウニとかヒトデの方が人気出そうなのに」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : じぃ、と眠たさを感じさせるような瞳で見つめながらも。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……まぁ、なんだ、アレだ、オレ達の今の状況」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ナマコすくいハイスコアランキングがアツくてね」

[メイン] 参田 鶫 : 「競技制なんだ…」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ─────もしかしたら、なのかもしれねぇが、閉じ込められてるかもしれねーなって。
まぁ、断定はまだできねーが。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ああ、最大記録は1匹だ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : そう言いながら、また水槽の方へ視線を向け。

[メイン] 参田 鶫 : 「もっと俺競技だと思ってたよ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「重くてポイが折れるんだよね」

[メイン] 参田 鶫 : 「不備じゃん」

[メイン] カレーメシくん : 「逆に1匹取れたのかよ……」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「同感」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : わいわいと話す3人の隣で、ルリへ語り続ける。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「─────ああやって、囲まれた世界で生きるアイツらってさ
 まぁ、なんだ……神秘って言われてみりゃ、そうなのかもだが
 なんだろうな……すまん、なんか言葉は浮かばねーけど」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………この"異常事態"の中生きるアイツら、そしてオレ達
 なんか、なんだろうなって、思っただけでよ
 ……あんま、任務関係ねーかもな」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : へらりと笑って見せる。

[メイン] 青木ルリ : 「はぁ…」

[メイン] 青木ルリ : なんだか良くわからないけど、気を遣ってくれてるのだろうか?

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 正解であった。気を遣っているつもりだった。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ※コミュ障。

[メイン] カレーメシくん : 「まあアレじゃね?
 ここは神秘を感じるみたいな触れこみらしいし、ちょっとやってみたら何かわかるしカレーメシも食えみたいなこと言いたかったんじゃね?」

[メイン] カレーメシくん : カレーメシを差し出す。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : それはどういうことだ?
いや、どういうことだ?

[メイン] 海鳴 美沙 : 「飲食禁止ね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ルール破るなら私も破るぜ」

[メイン] 青木ルリ : …わたしも人と話すのは苦手だけど、この人もなんだろうか。

[メイン] 参田 鶫 : 「えっそっちも破るの?」

[メイン] カレーメシくん : 「え!? いっぱい配っちゃったんだけど!」
ガチ焦る。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「てってれー」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「しけったタバコ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : おーう。悪いことだ。

[メイン] 参田 鶫 : 「本当にダメな奴じゃねえか!」

[メイン] カレーメシくん : 「喫煙スペース以外で吸うのは殺されても文句は言えねえぞ!」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「火が無いししまってたら滅茶苦茶しけった」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ぺっ」仕舞いつつ

[メイン] 海鳴 美沙 : 「で」

[メイン] 参田 鶫 : 「……ああいうのになっちゃダメだぞ」
リトルなドラゴンに。大人からのひとこと。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「もしやあれかい?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「君も質問して見たかったり~?」

[メイン] 青木ルリ : 「あ、はい」
参田に素直に返事する。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「せっかくの水族館だからねぇ」
にまにまとルリを見て

[メイン] 青木ルリ : 海鳴の言葉を聞き、視線を水槽に向ける。

[メイン] 海鳴 美沙 : ん~?と同じく水槽へ

[メイン] 青木ルリ : 「ここの魚ってどこから来たりしてるんでしょうか?」
色とりどりな魚を眺めながら。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ははぁ、此処のお魚か」

[メイン] 青木ルリ : コクリと頷く。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「…どうだろ、聞いたこと無いな」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「如何せん、どっかから貰ったとか運んだとかそういうのが多いし」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「それともあれかい?生息地とかの話?」

[メイン] 青木ルリ : 「まあ、はい。そっちの方です」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ははぁ~…」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ん~~…」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「…」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「何処から"来たか"、か」

[メイン] 海鳴 美沙 :

[メイン] GM : 難易度999

[メイン] 海鳴 美沙 : 2dx+3 (2DX10+3) > 9[1,9]+3 > 12

[メイン] 海鳴 美沙 : わかんね

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いやあすまないね、そういうのもわからないかも」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「なにせ、彼らだってどこかに消えてたおさかなさんだ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「私としても、魚の意志とかそういうのは与り知らない話でね」

[メイン] 青木ルリ : 「いえ、なんかわたしも変なこと聞いてしまったかもしれないから」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いい事だよ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ここの彼らは誰も」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「"気にしたことも無い"だろう話だ」

[メイン] 青木ルリ : 「気にしたことも無い…」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「疑問は大事だよ」

[メイン] カレーメシくん : 「俺達がいつの間にか来たのと同じで魚も同じように来たみたいな話かァ〜?」
飲食禁止の看板まで見かけてしまったのでカレーメシは仕舞った。
普通じゃない水族館もマナーは普通のものを適用しているようだ。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : "含み"のある言葉の数々に、少し眉を顰めながらも。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「さぁさぁ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「如何せん、私にはわかりかねるんだ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「もっと詳しく知れる場所でもあれば…」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「…ああ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「そうだそうだ」

[メイン] 参田 鶫 : 「あん?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「案内しよう、きたまえ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………ん?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「なあに、職員も居ないんだ」

[メイン] カレーメシくん : 「ふれあい広場にか?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「STAFF ONLYなんて」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「合ってないようなものだろう?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……なるほど、な。

[メイン] 海鳴 美沙 : ガチャリ

[メイン] 海鳴 美沙 : 勝手に鍵を開けて、裏手の扉に消えていった

[メイン] 参田 鶫 : 「……」

[メイン] 参田 鶫 : 「不良」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : UGNは、レネゲイド案件に関しちゃ、超法的措置取っていいもんな。
うん、いいもんな、な?

[メイン] 参田 鶫 : ああはなっちゃダメだぞ。セカンドシーズン。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……海鳴の言う通りだ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「疑問を思うことは、大事ってやつだ
 だが、思うだけじゃ、何も進まねぇ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 気怠そうに、ぶらりぶらりとしながら。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「行こうぜ?」
ルリへちらりと見る。確かに不法侵入だが、まぁ、知りたいんだもんな?

[メイン] 青木ルリ : コクリと頷いて、ついていく。

[メイン] 参田 鶫 : 「不良~」

[メイン] 青木ルリ : なんだか良くわからないけど、良くわからないこそ知るべきなんだろうか。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「うるへー」

[メイン] 参田 鶫 : フードへと指をかける。

[メイン] 参田 鶫 : 最近のガキ、めっちゃこう、悪いじゃん。

[メイン] 参田 鶫 : えー。やだー。始末書書くの俺なんだけどぉ。

[メイン] 参田 鶫 : あー、やだやだ。

[メイン] 参田 鶫 : フードをすぽっ。

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : [夜になった]

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 【新規情報項目】

[メイン] :

[メイン] : 【追加項目】
・[数多の魚群]難易度7
・[深海の行き方]難易度9
・[出口の場所]難易度10
・[水槽]難易度3
・[餌]難易度1
・[海を見る夢]難易度12
・[餓え]難易度10
・[UGNとは]難易度5
・[海鳴美沙の正体]難易度20
・[さざ波の音]難易度30
・[水族館の地図]難易度2

[メイン] :

[メイン] : ごぽごぽ

[メイン] :  

[メイン] 海鳴 美沙 : middle【海の秘密へおいでやす】

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 50+1d10 登場/リザレクト (50+1D10) > 50+9[9] > 59

[メイン] system : [ 益子 薫(ますこ かおる) ] 侵蝕率 : 50 → 59

[メイン] 青木ルリ : 40+1d10 登場/リザレクト (40+1D10) > 40+4[4] > 44

[メイン] system : [ 青木ルリ ] 侵蝕率 : 40 → 44

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 裏手に回ってみれば、そこはどこかで見たような

[メイン] GM : 大きな水槽の上、餌や小道具が置いてある

[メイン] 海鳴 美沙 : そして私たちがやって来た、というわけだ

[メイン] 海鳴 美沙 : 「さてさて、色々見てみよう」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「搬入口とかあるんじゃあない?多分」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 舞台の、裏側、だな。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : こういうところに来るのは初めてだ。

[メイン] 青木ルリ : キョロキョロと周りを見る。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いやはや」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「こうしてみると壮観だねぇ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 餌を抱えて、水槽に撒いてみれば

[メイン] 海鳴 美沙 : ぱくぱくと魚たちはついばむ

[メイン] カレーメシくん : 「んなことよりスタッフルームなら飲食はいいんだよな!?
 それ禁止されると俺のキャラが変な着ぐるみってだけになっちゃうぞ!」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………なるほど、な……確かにこりゃ、すごいわ
 でけぇ水槽を上から見る機会なんてもんは、そうそう無ェ」

[メイン] 青木ルリ : うわ。魚がいっぱい来た。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いいけど水槽にカレーメシ入れたら蹴り落とすよ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「なぁ、海鳴、この魚達の餌ってのは、海鳴が?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いや?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「一度入れてみたかっただけ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……マジか」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「初めてだよ」

[メイン] カレーメシくん : 「俺に釘刺しといて……あ」
ここで疑問が。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「海鳴以外の、この水族館を経営してる奴は、いるのか?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「見た事無いね~」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : マジか。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「私も気分でやってるだけだし」

[メイン] カレーメシくん : 「あーそうそう、それついでなんだが餌やる人いなかったら魚死んじゃわね?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ううん、まぁ私もそう思うけど」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ばくばくと餌を美味そうに食らう魚の群を見ながら
カレーメシの言葉に同意として頷く。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「存外そうでもないね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「結構な期間眺めてたけど、寿命で死んだくらいかな?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : "飢え"は、無い?

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ・[餓え]難易度10

[メイン] GM : どうぞ

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : (5+0)dx+2>=10 〈知識:レネゲイド〉 (5DX10+2>=10) > 10[4,4,6,8,10]+4[4]+2 > 16 > 成功

[メイン] :

[メイン] : [餓え]
・拭うことのできない苦痛、無い事による苦難、しかし溢れる幸福。
 だから私は餓えを満たす、生きることがそうだ。
 お腹が空いた、空いている限り生きている。
 餓えが満たされたとき死ぬのだろうか。

[メイン] :

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ─────脳内に流れる、謎の、言葉。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……っ……!?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : な、なん……だ……?
オレは、普通に調べようとした、よな……?

[メイン] 海鳴 美沙 : 「どうしたんだい?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「怪訝な顔をして」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……っ!!……い、いや………」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………声が……したような」

[メイン] 青木ルリ : 海鳴の言葉を聞き、益子の方に視線を向ける。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「…うううん?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………悪い、勘違いかもしれねぇ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ははぁ、疲れているのかい?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : はは、そうかも、な。と笑う。
……この情報は、非感染者に伝えるわけにはいかない……だろ?

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……オレも、魚に餌をやらせてくれ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いいよ~」

[メイン] 海鳴 美沙 : 餌を手渡して

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ん、ありがと。と告げ、餌を受け取り
それを水槽へ投げる。

[メイン] GM : 魚はぱくぱく食いついて

[メイン] 海鳴 美沙 : 「良いものだねぇ、この光景は」

[メイン] カレーメシくん : ふと時計を見ると夜になっていたことかわかった。
水族館は暗いから時間感覚がおかしくなる。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……"生きてる"って感じが、するな」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ここではついつい忘れてしまうものでね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「何度も客を受け入れてきたが、その内魚を眺めるばかりになる物だから」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「こういう形で見て感想を貰えるのは嬉しいね」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ………魚を、眺めるばかり、だと……。
そいつは……。

[メイン] カレーメシくん : 経営者気取り……?

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……誰も帰ろうとせず、か……?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「さぁ?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「なんかいつの間にか出入りしてるし」

[メイン] カレーメシくん : 「普通の水族館は閉館とかあるもんだけどなァ……。
 海鳴もそうなったら帰るとかしないのか?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ん?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「どうだろうね」

[メイン] カレーメシくん : 「というか、ずっとここにいるわけにもいかんだろ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : カレーメシの言葉に頷く。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「でもみんなそうだぜ?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「私もそうだ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「閉館ってのはいつ来るんだろうね」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……海鳴は、帰りたいとは、思わないのか?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「う~~~ん」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「わかんないや、まだ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「"かえるつもりは"ないね」

[メイン] カレーメシくん : [出口の場所]難易度10

[メイン] GM : どうぞ

[メイン] カレーメシくん : (4+0)dx+1 〈知識:日清〉 (4DX10+1) > 5[1,4,4,5]+1 > 6

[メイン] カレーメシくん : 財産点をください!

[メイン] 海鳴 美沙 : 振り直すも許すよ

[メイン] カレーメシくん : ゆ、許された…

[メイン] 海鳴 美沙 : 侵蝕率はあげたまえよキミ~?

[メイン] カレーメシくん : 49+1d10 登場/リザレクト (49+1D10) > 49+8[8] > 57

[メイン] system : [ カレーメシくん ] 侵蝕率 : 49 → 57

[メイン] カレーメシくん : 海鳴の話を聞いて「これはやべえ」と今更思い、日清の情報部に必死に繋ぐ。

[メイン] カレーメシくん : そういやこの案件も規模でかいって言ってたし!
出口確保しないと万が一とかじゃなくて普通にやばい!
頼む繋がってくれ……!

[メイン] カレーメシくん : (4+0)dx+1 〈知識:日清〉 (4DX10+1) > 8[5,5,7,8]+1 > 9

[メイン] カレーメシくん : 財産点1使う
カップヌードルに土下座

[メイン] GM :  

[メイン] system : [ カレーメシくん ] 財産P : 2 → 2

[メイン] :

[メイン] : [出口の場所]
・非常口はこちらです。
 ↑不要だったので廃棄しました!

[メイン] :

[メイン] カレーメシくん : 「ちょっと待て非常口って廃棄出来るもんなのかよ…」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「え?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……ん?そいつはどういう意味……」

[メイン] カレーメシくん : 「いやさ、出られなくなるのはまずいと思ってカップヌードルに土下座して調べてもらったんだが」

[メイン] カレーメシくん : 例の場所を指差す。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : その指の先を見て、つぅ、と冷や汗が伝う。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「あら」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「…………」
悪い予感が、的中しちまってるってこと、か……。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「何も無い」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「…すごいね、非常口の案内だけある」

[メイン] カレーメシくん : 出られるか一応試してみる。
何もないけど。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「"確認したことも無かった"」

[メイン] : 壁だ

[メイン] : 切れ目も無い

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「…………?」
その言葉に、一瞬眉をピクリと動かしながら。

[メイン] カレーメシくん : 「それは案内人としてどうなんだ!
 教えはどうなってんだ教えは!」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いやいや、私は元々パンピーだぜ?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「そこまで詳しくないんだわ、実際の話」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : いや、これは、知ってはいたが、それでも……
知れば知るほど、まずい。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 何よりそうだ、海鳴は……一般人、なはずだ。
となると、この状況下にいさせ続けるのは、間違いなく悪影響だ。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ひょんなことで覚醒が起こるかもしれねぇ。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「─────ルリ」
小声で、語り掛ける。

[メイン] 青木ルリ : 餌に群がる魚を眺めていたが、益子の声でそちらに顔を向ける。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……一刻を争う事態ってのは、今に始まったことじゃないが
 かなり、状況としては、まずい」
深刻に告げる。

[メイン] カレーメシくん : え、この状況でまだ魚を見て……?

[メイン] カレーメシくん : 天然?

[メイン] 青木ルリ : 益子の真剣な表情とその声に、はっとなる。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「魚がすきかい?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「それとも何もない時間がかな?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「何方にせよ、君は此処に来る人間に一番"らしい"ね」

[メイン] 海鳴 美沙 : ルリを見つめてくすりと

[メイン] 青木ルリ : 「…魚は普通だけど」

[メイン] 青木ルリ : あー、でもたこ焼きは好きだな。

[メイン] カレーメシくん : 「まずいめっちゃ冷静だ。
 ある意味大物か?」

[メイン] 青木ルリ : 「そういえば、たことかはいないの?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : きょとん、とする。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いると思うけど、上からじゃわかりずらいだろうね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「どこだったかなぁ~…っと」

[メイン] 海鳴 美沙 : パンフレットを取り出して

[メイン] カレーメシくん : ずっこける。
危うく水槽に落ちそうになる。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……これは、どういう、意図だ……?
いや、でもこれは、深い理由があるかもしれんぞ……?

[メイン] カレーメシくん : 「俺ちょっとビックリしちゃった!
 この状況でそこ気になる!?」
あまりのボケっぷりに本来ボケに回るであろうカレーメシくんはツッコミになってしまった。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : オレもそう思っちゃう。

[メイン] 海鳴 美沙 : ふんふんと、パンフレットの中の間取り図を探す

[メイン] 青木ルリ : 「見せてもらっていい?」

[メイン] 青木ルリ : 海鳴に近づき、パンフレットを覗き込む。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「い~よ?」

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] 海鳴 美沙 : [水族館の地図]
・この水族館のパンフレットに載っていた地図を参照した
 しかし、何も合っていない出鱈目の地図だった…。

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] 青木ルリ : え…なにこれ。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ん~」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「わかんないや、タコは居るみたいだけど」

[メイン] 青木ルリ : 「う、うん。それはわかったけど」

[メイン] 青木ルリ : これ、現在地のスタッフルームすらおかしなところに書いてあるような…。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……空間が歪んでるってか。まぁ、そうだな。
オルクスか、バロールか、それとも……可能性を上げりゃ、埒が明かない。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「海鳴」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……引き続き、案内を願えるか?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「勿論さ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ─────"一般人"なら、目を離すわけにもいかねぇし、な。

[メイン] カレーメシくん : 「そんなにタコが気になるかね……あ、メンダコいるじゃん珍し……ってそういえば」

[メイン] カレーメシくん : 「参田いなくない?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いないね」

[メイン] 青木ルリ : 「本当だ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……言われてみればそうだな。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : アイツは今、何してんだ?

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) :  

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) :  

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) :  

[メイン] :

[メイン] : [深まった]

[メイン] :  

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] 参田 鶫 : middle「俺は水が嫌いなんだ」

[メイン] 参田 鶫 : 登場:外に出られる奴

[メイン] 参田 鶫 : 1d10 (1D10) > 7

[メイン] system : [ 参田 鶫 ] 侵蝕率 : 41 → 48

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] 参田 鶫 : ─────“此処”は。

[メイン] 参田 鶫 : “外”だ。

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] GM : 濡れている、吹く風で体が凍えるようだ

[メイン] GM : 君は山の中で目が覚めた

[メイン] GM : ぐっしょりと、全身濡れているが

[メイン] GM : 周りを見る限り、水場は無い

[メイン] 参田 鶫 : 「────ぶえっくし!!!」

[メイン] 参田 鶫 : 「うわ、さっむ…」

[メイン] 参田 鶫 : 両手で身体を抱える。
やめろよ、季節柄考えても寒いもんはさみーんだよ…。

[メイン] GM : その内蒸し暑い空気が溢れる

[メイン] GM : 季節は七月の中頃

[メイン] GM : 戻ってきた梅雨も去り、日照りが増した頃である

[メイン] 参田 鶫 : 「………さって」

[メイン] 参田 鶫 : 端末に触れる。
UGN製なんだ。この程度で壊れてもらっちゃ困るが……。

[メイン] GM : 問題なく、スムーズに起動した

[メイン] 参田 鶫 : 「うし、点いた……っと」

[メイン] 参田 鶫 : 指を滑らせ、連絡員へと通信を行う。

[メイン] 連絡員 : 「こちら連絡員」

[メイン] 連絡員 : 素早く返答が入る

[メイン] 参田 鶫 : 「どーも。“さっき”ぶり」

[メイン] 連絡員 : 「…?」

[メイン] 連絡員 : 「おい、お前の住んでる場所じゃ一日経ってもさっきなのか?」

[メイン] 連絡員 : 「割かしおおらかなんだな」

[メイン] 参田 鶫 : 「……ああ、“ありがとう”」

[メイン] 参田 鶫 : 「それで把握出来ました。
 時間経過狂ってたよ」

[メイン] 連絡員 : 「…ああ」

[メイン] 参田 鶫 : 「“俺にとっては数時間ぶり”だよ」

[メイン] 連絡員 : 「…確認するぞ」

[メイン] 連絡員 : 「観測データでは」

[メイン] 連絡員 : 「お前たちは支部から出た瞬間位置情報が不確定になっていた」

[メイン] 連絡員 : 「履歴を見る限りお前だけ数秒前に戻ってるな」

[メイン] 連絡員 : 「…ところでなんで山に?」

[メイン] 参田 鶫 : 「こっちが聞きてえよ!」

[メイン] 連絡員 : 「そうか、もっと面倒になったのは把握した」

[メイン] 参田 鶫 : 「まあでも、少なくとも。
 “ここ”はそっちで観測できるんだな?」

[メイン] 連絡員 : 「ああ」

[メイン] 連絡員 : 「県外の山奥だな、登山シーズンじゃないので閉鎖されている」

[メイン] 連絡員 : 「迎えはいるか?」

[メイン] 参田 鶫 : 「……いや」

[メイン] 参田 鶫 : 「“まだ”いい」

[メイン] 参田 鶫 : 「……それと、お願いなんですけど」

[メイン] 連絡員 : 「把握した」

[メイン] 連絡員 : 「…ん?」

[メイン] 参田 鶫 : 「……」

[メイン] 参田 鶫 : 「伸ばせませぇん?ケツ…」

[メイン] 参田 鶫 : 「“出れる”には出れたしぃ…」

[メイン] 連絡員 : 「…進言しておく」

[メイン] 連絡員 : 「恐らくは、ある程度の調査は可能だったんだろう?」

[メイン] 連絡員 : 「その上で、脱出も出来た…まぁ、伸ばせるとして」

[メイン] 連絡員 : 「最大二週間、半月は持ってこれると思う」

[メイン] 参田 鶫 : 「……どーも」

[メイン] 連絡員 : 「ただ案件の形式上」

[メイン] 連絡員 : 「これ以上は厳しい」

[メイン] 連絡員 : 「あと少ししたら"周期"が来る」

[メイン] 参田 鶫 : 「ああ、成程」

[メイン] 参田 鶫 : 「ならそこが限度っすね」

[メイン] 連絡員 : 「それまでに救助の手立てが有れば話は別だが…」

[メイン] 連絡員 : 「そう見る方が良い」

[メイン] 参田 鶫 : 「…………ああ、そうだ。これ聞きたかったんですけど」

[メイン] 連絡員 : 「?」

[メイン] 参田 鶫 : 「行方不明者の情報の調査依頼、したじゃないですか」

[メイン] 連絡員 : 「…?」

[メイン] 連絡員 : 「そんな履歴は無いが」

[メイン] 参田 鶫 : 「アレって“何時”……」

[メイン] 参田 鶫 : 「……は?」

[メイン] 連絡員 : 「少し待て、端末の操作記録を…」

[メイン] 連絡員 : 「…」

[メイン] 連絡員 : 「起動されたのは今で一日ぶりだな」

[メイン] 参田 鶫 : 「は、はぁっ!? え、いやいやいや……だって!」

[メイン] 参田 鶫 : 「俺、確かに調べたんですよ!?
 UGNの情報網使って……!」

[メイン] 連絡員 : 「…いや」

[メイン] 連絡員 : 「内部からの通信は一切確認されていない」

[メイン] 参田 鶫 : 「な……」

[メイン] 連絡員 : 「恐らくは"干渉"を受けたものと考えられる」

[メイン] 連絡員 : 「そうだな…何の情報を得たんだ?」

[メイン] 連絡員 : 「こちらで洗い直そう」

[メイン] 参田 鶫 : 「……中で見つけた、“案内人”を気取る犠牲者と思わしき人物」

[メイン] GM : [海鳴美沙の正体]【UGN】難易度7

[メイン] 参田 鶫 : 気合入れる為にジェネシフト

[メイン] 連絡員 : 「そんな物は観測された記録が無いな…」

[メイン] GM : いいよ

[メイン] 参田 鶫 : +4d10 (4D10) > 32[8,7,8,9] > 32

[メイン] system : [ 参田 鶫 ] 侵蝕率 : 48 → 80

[メイン] 参田 鶫 : 3dx+2 (3DX10+2) > 9[4,6,9]+2 > 11

[メイン] GM :  

[メイン] GM : [海鳴美沙の正体]
・存在しない、顔写真なども該当するデータ無し

[メイン] GM :  

[メイン] 連絡員 : 「…居ないな」

[メイン] 連絡員 : 「ノイマンのヤツまで走らせたが」

[メイン] 連絡員 : 「生憎様、《インスピレーション》でも該当しなかった」

[メイン] 参田 鶫 : 「……最悪」

[メイン] 連絡員 : 「同感だ」

[メイン] 連絡員 : 「…どうする?」

[メイン] 参田 鶫 : 「……」

[メイン] 参田 鶫 : 「少なくとも、内部に閉じ込められている人員が3人いる以上」

[メイン] 参田 鶫 : 「俺は戻らないといけない」

[メイン] 連絡員 : 「ああ、手段があるのはわかる」

[メイン] 連絡員 : 「その三人も連れて脱出しても構わない」

[メイン] 参田 鶫 : 「……現場判断、わかってますよ」

[メイン] 連絡員 : 「ならいい」

[メイン] 参田 鶫 : 「これでも、支部抱えてますんでね」

[メイン] 連絡員 : 「だからこそ、だが…」
「それ以上は俺が何か言う物でもない」

[メイン] 連絡員 : 「また戻ったら、すぐに連絡を頼むぞ」

[メイン] 参田 鶫 : 「無論っすよ。
 ああ、うん…アレだよアレ」

[メイン] 参田 鶫 : 「浦島太郎にはなりたくはないんで」

[メイン] 連絡員 : 深くため息、そして軽く笑い

[メイン] 連絡員 : 「玉手箱を見つけても、開けるんじゃあないぞ?」

[メイン] 参田 鶫 : 「………はは」

[メイン] 参田 鶫 : ああ、うん。
そっか。

[メイン] 参田 鶫 : この人も笑うんだな。

[メイン] 参田 鶫 : 軽く笑って

[メイン] 参田 鶫 : 「んじゃ、また。“近いうちに”。」

[メイン] 連絡員 : 「ああ、また"あとで"」

[メイン] 連絡員 : プツリ

[メイン] 参田 鶫 : ──そうして。

[メイン] 参田 鶫 : 俺は
また

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] 参田 鶫 : “沈んでいく”。

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : [浮き上がった]

[メイン] GM :  

[メイン] カレーメシくん : 1d10 (1D10) > 8

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 1d10 (1D10) > 5

[メイン] system : [ カレーメシくん ] HP : 28 → 20

[メイン] system : [ 益子 薫(ますこ かおる) ] HP : 27 → 22

[メイン] 青木ルリ : 1d10 (1D10) > 2

[メイン] system : [ 青木ルリ ] HP : 33 → 31

[メイン] カレーメシくん : middle『行き方より生き方を教えて欲しいですよね』出たい人

[メイン] カレーメシくん : 57+1d10 登場/リザレクト (57+1D10) > 57+2[2] > 59

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 59+1d10 登場/リザレクト (59+1D10) > 59+8[8] > 67

[メイン] 参田 鶫 : 1d10 (1D10) > 6

[メイン] system : [ 益子 薫(ますこ かおる) ] 侵蝕率 : 59 → 67

[メイン] 青木ルリ : 44+1d10 登場/リザレクト (44+1D10) > 44+9[9] > 53

[メイン] system : [ 参田 鶫 ] 侵蝕率 : 80 → 86

[メイン] system : [ カレーメシくん ] 侵蝕率 : 57 → 59

[メイン] system : [ 青木ルリ ] 侵蝕率 : 44 → 53

[メイン] カレーメシくん :  

[メイン] カレーメシくん : 「参田がいないと思ったらどこだがわからんとこにいるしどうなってんだか……」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いるけど」

[メイン] 参田 鶫 : 「おるけど」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : はぁ……はぁ……。と、息が少し途絶え途絶えになりつつも、辺りを見渡し。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ね?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「うお」

[メイン] 参田 鶫 : 「ねー」

[メイン] カレーメシくん : 「おったわ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「え、お前どこにいたの?」

[メイン] 青木ルリ : 「いたね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「で、次はどこだっけ?」

[メイン] 参田 鶫 : 「外」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「外」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「へ~」

[メイン] カレーメシくん : 水槽にはメンダコが浮遊する。
青木がタコの話題を振ったからかもしれない。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ………んんんんっ……!?ちょっと待て、それってどういうことだ……?

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ああ、そういやここは」

[メイン] 参田 鶫 : 器用にポケットへ手を突っ込んで。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「深海コーナーじゃないか、いいよね」

[メイン] 参田 鶫 : なにやら操作をすれば、きっと各々の端末は光ったり震えたりするんじゃあないかなぁ。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「─────っ……!」

[メイン] GM : そこいらのライトで照らされたメンダコが映るが

[メイン] 参田 鶫 : 表情は変わらない。にこにこ。もしくはへらへら。

[メイン] 青木ルリ : ん?なんだろう。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : こっそりと、それを一瞥し。
参田へ向き、無表情のまま、口パクを。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……ありがとう。

[メイン] カレーメシくん : 「んお、そういや深海コーナーだとフラッシュとか禁止されてることが多くてだな……」
まだマナーを気にしてる。
それはそうと把握はする。

[メイン] GM : それ以外は漆黒の闇に埋められている

[メイン] 参田 鶫 : 目を細めている。

[メイン] GM : 距離にして数cm、水槽の見える範囲はそれが関の山だ

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : へらりとした参田とは対称的に、薫は、一層苦しそうな表情に。

[メイン] 青木ルリ : 端末を確認して、しばらくの沈黙した後に顔が青くなる。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……一般人じゃない、どころじゃ、ねぇ。

[メイン] 青木ルリ : え、これヤバくない?

[メイン] 海鳴 美沙 : にこにこ

[メイン] カレーメシくん : 大体事態はわかったし、言ってしまえば降りようと思えば降りれる。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ちらりと、にこにこする海鳴を見ながらも
なんとか平然を装うも。苦しい、苦しい。

[メイン] 海鳴 美沙 : 彼女/彼は水槽を楽しそうに眺めて

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……まるで、海の中にいるようで、息が、苦しいな。

[メイン] カレーメシくん : (でもどうするよ? 目的は水族館の調査、出来れば停止だろ?)
コッソリと話す。

[メイン] 参田 鶫 : 「……」

[メイン] カレーメシくん : 出た方が安全っぽいし、来た意味はなくはない。
ここで終わるのは悪くはない。
良くもないだけ。

[メイン] 参田 鶫 : 一歩、前に出る。

[メイン] 参田 鶫 : ならさぁー。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : カレーメシの言葉に眉を顰めながら、青の世界を見つめる。
思案中だ。オレ達にはどうやら……"時間"が、ない。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……!」

[メイン] 参田 鶫 : 「あのさー、ミサちん」

[メイン] カレーメシくん : (このままじゃ不思議な水族館で不思議体験して終わりだしな。
ちょっとした怪談で〆ってだけだ)

[メイン] 参田 鶫 : 「“本当の話”をしますね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ん?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「なんだいなんだい?」

[メイン] 参田 鶫 : 「すげー当たり前の話なんだけどさ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ああ」

[メイン] 参田 鶫 : 「こんな……何。水族館行きて~って思ったら行けちゃう水族館ってさ」

[メイン] 参田 鶫 : 「あぶねーのよ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「へぇ〜…」

[メイン] 参田 鶫 : 「行きてえ、よっしゃいくか!で車走らせて行くならわかるの」

[メイン] 参田 鶫 : 「でもね。行きてえ、よっしゃいくか!はい到着、は」

[メイン] 参田 鶫 : 「行方不明スレスレなの。ここまではオーケー?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ははん、そうだね」

[メイン] 参田 鶫 : 「んで。事実“そう”扱われてる人もいる」

[メイン] 参田 鶫 : 「だから俺らはその調査に来た。
 連れていかれた先の調査だ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「"そう"?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ははぁ~…じゃあ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「君らって警察?」

[メイン] 参田 鶫 : 「………“ではない”」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ふうん?」

[メイン] カレーメシくん : 「まあ、厚労省のもんだから似たようなもんだけどな」

[メイン] 参田 鶫 : 「関係組織。ユニバーサルガーディアンネットワークってとこ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ─────なるほど、な。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「………………へへぇ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 良い判断だ。これは、だってそうだろう?
一般人へのレネゲイドの秘匿は義務だ。
だが─────海鳴は……。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ああそういうことか」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「成程成程」

[メイン] 参田 鶫 : 「だからさぁ」

[メイン] 参田 鶫 : 「“どっち”?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「うん」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「どっち、か」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「どっちか、か」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「……一応深堀するぜ、どういう意味かな?」

[メイン] 参田 鶫 : 「………俺らの目的を話そう」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ちなみに私はカクレクマノミとかじゃないからね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ああ」

[メイン] カレーメシくん : 今までファジーだったのにそこは深堀するのか……。

[メイン] 参田 鶫 : 「“この水族館の調査”そして
 “この水族館で発生している行方不明事件の解決”」

[メイン] 参田 鶫 : 「これが、君の目的と相反しないか」

[メイン] 参田 鶫 : 「俺はそれを聞きたいの」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「OK、OK」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「では、最も合致する答えを思案するとすれば」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「相反するが、"そう言う事もあるよね"」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「だって"生きているんだし"」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「─────ここじゃないと生きられない、とかか?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ん?いや違うかな」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ここに居るだけ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 口を挟み、海鳴をじっと見つめながら。話を聞き続ける。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「場所の頓着は無い」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「なら、一体何のために?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「それは質問?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「知りたいんだよな?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……っ……ああ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 眉を顰めながら。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「何のため、を答えるなら」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「"おなかがすいたから"」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……"飢え"?

[メイン] 海鳴 美沙 : 「とっても」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 目を、ぱちぱちとさせ。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「つまりは」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「つまりはね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「目的というのは生理現象だ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ごくり、と唾を飲みながら。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「存在の意味は生きる事だ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「だから"生きている"よ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………じ、じゃあ……お前は……
 その、いわゆる食事に値する行為を続けなけりゃ……?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「うう~ん」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 食事を止める、或いは、満たされてしまえば?

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : なあ、あの声の答えは、一体?

[メイン] 海鳴 美沙 : 「止めたことも果てたことも無いというか」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「生きてるのってやめるの?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………それは……違う、だろうな」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「所でまぁつまり」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「君らの目的ってあれかい?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「私のコレを止めに来てるのかな?」

[メイン] 参田 鶫 : 「……じゃあ、その前にひとつ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………………」
無言の、肯定。

[メイン] 参田 鶫 : 「ここに人が来ているのは」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「はぁい」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ああ」

[メイン] 参田 鶫 : 「アンタがやってんの?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「違うよ」

[メイン] 参田 鶫 : 「へえ」

[メイン] 参田 鶫 : 「じゃあ、何やってんの?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ん~」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「調べてあげよう」

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] 海鳴 美沙 : [どうやって連れてきてるんだい?]

[メイン] : 難易度 4

[メイン] 海鳴 美沙 : 4dx+2>=4 (4DX10+2>=4) > 8[2,6,7,8]+2 > 10 > 成功

[メイン] :

[メイン] : [どうやって連れてきてるんだい?]
・帰巣本能を刺激した

[メイン] :  

[メイン] 海鳴 美沙 : 「だってさ」

[メイン] 参田 鶫 : 「へ~」

[メイン] 参田 鶫 : 「どこ情報?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「此処」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : それは気になる。

[メイン] 参田 鶫 : 「そっか」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ああ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「まぁ詳しいところは君らの本分でしょ」

[メイン] カレーメシくん : さっきから難しい話をしているので差し込めないし、この空気で腹減ったんならカレーメシでも食えばいいだろとは言えないので黙っていたが

[メイン] 参田 鶫 : 「まあそれはそうなんだけど」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………そう、だな」
荒事にはしたかねぇが……ねぇ、が……。

[メイン] 参田 鶫 : 「じゃあまあ、えー?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ああ」

[メイン] カレーメシくん : 「まあ邪魔しないってんならこっちはこっちでやるだけじゃないのか?
 相反するらしいけど」

[メイン] 参田 鶫 : 「“ここ”と“海鳴美沙”の目的は違うけど」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「そうだね」

[メイン] 参田 鶫 : 「少なくとも俺らのやることはミサちんとは相反する。おーけー?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : いやつうか、そもそも、だ。
一般人が人質として取られてるも同然だぜ?
ナシだ、ナシ。荒事は、な。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「う~~ん」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「此処とは大きく相反しちゃうだろうね」

[メイン] 参田 鶫 : 「………あ、そなの」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「だって」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「餓死したくないだろう?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「…………」

[メイン] 参田 鶫 : 「………それ言われたら反論できねーな」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「まぁ私としては、少々生きずらくなるだけかもだし」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「実のところどうなるかも知らない」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : なるほど、な。

[メイン] 参田 鶫 : 「……まあ、俺としては」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「"生きている"だけなのでね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ああ」

[メイン] 参田 鶫 : 「“穏便”に終わらせたいね」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : こくりと頷く。完全同意だ。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「"おんびん"」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……"此処"と話は、オレ達にもできるか?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「話してもいいけど」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「"泳げる"?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「え?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : それは、どういうしつも……。
………………そういうこと、なのか。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 例えオーヴァードであっても、超人であっても。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 宇宙、或いは水中では─────。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ちなみに私は泳ぎうまいよ、うまうまさんだ」

[メイン] 参田 鶫 : 「へ~。俺は水嫌いですね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「苦手ならまぁ」

[メイン] カレーメシくん : 「さっきカレーメシ入れたら怒られるって言われたばっかだしなァ……」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……そ、そこらへんは、なんとか、やる」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「溺れないように頑張った方が良いかな?」

[メイン] 参田 鶫 : 「よし」

[メイン] 参田 鶫 : 「頑張れ各位!」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ………溺れないように……。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「!?!?」

[メイン] 参田 鶫 : 「俺は応援してる!」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「……………まぁただ」

[メイン] 参田 鶫 : 親指を立てる。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「よし、気に入った」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「なっ……!?」
たらりと冷や汗を流しながら、唖然とした表情で参田を見つつ。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「君らっておかしいね」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……くっ、だが、やるっきゃねぇ、やるぞ……!」

[メイン] 参田 鶫 : 「言われてんぞ各位!」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「生きるの下手だろ、いろいろ考えて悩んでるし」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「なので」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「一人ずつなら私がついてってやるよ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「気を失っても引っ張ってやろうじゃあないの」

[メイン] 参田 鶫 : 「えっいやおれは…」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「ありがたい」

[メイン] カレーメシくん : 「益子が何とかするらしいから益子でいいんじゃね?
 俺からははい、カレーメシやるから」
益子に手渡す。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「………………」

[メイン] カレーメシくん : 「やばかったら食っとけ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「やめときな」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「"味覚えるぜ"」

[メイン] 参田 鶫 : 「…………」

[メイン] カレーメシくん : 「ちょっと待て真面目に駄目なのかよ…」

[メイン] 参田 鶫 : 「………」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……なんだ、その」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……」
ぶっちゃけると不安っていう、アレ。

[メイン] 参田 鶫 : 覚えた?
もしかして、アレは──。

[メイン] 参田 鶫 : いや、やめとこう。
詮索しないでおく。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「さて」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「誰から泳いでみようか?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 行かなくちゃ、分からねぇっていうのは、ある。
それにオレは─────例え誰が相手であっても
まずは、話をしたいんだ。

[メイン] 参田 鶫 : おおっとここで参田くん後ろに一歩引いた!

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 《奇妙な隣人》の親友がいる。言葉は話せねぇ。
だがそれでも、親友やれてんだ。

[メイン] カレーメシくん : カレーメシは味を覚えられたくないのでやめた。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………まずはオレだ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「OK」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : くっ……参田とカレーメシは引く、か……。
………ああ、そうだ……ここから先は、"危険"だ。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「お手を拝借」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : オレも、無理強いはしたくない。
死人は、出したくない……。

[メイン] 海鳴 美沙 : ひらりとした布地から手を出して

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……ん」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「では」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 海鳴に手を。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「諸君らは……まぁ待っておくといいや」

[メイン] 参田 鶫 : 「うっす」

[メイン] 参田 鶫 : 「ああ、一応ね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ん」

[メイン] 参田 鶫 : 「その子、俺の“預かり”なんで」

[メイン] 参田 鶫 : 「“大事”にしてくれよ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……参田……。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「たりめーよ」

[メイン] 青木ルリ : 「任せちゃったけど、気をつけて」
益子にそれだけ言う。

[メイン] カレーメシくん : 「まあお前なら出来る! 応援してっから!
 帰らなかったらまあいいようにしときます」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「女の子には尽くせって言われてんのよおかーちゃんに」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 表情の読めない顔ながらも、参田を見て。
また、口を開く。声に出すのははずいから。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ありがとう。と。

[メイン] 参田 鶫 : 「そらぁ良い事だ」
そう美沙に笑い、そして。

[メイン] 参田 鶫 : 「ん」

[メイン] 参田 鶫 : 「気を付けてな」

[メイン] 参田 鶫 : へらっと笑って。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……ああ」
こくりと、頷く。

[メイン] 海鳴 美沙 : 手を引く

[メイン] 海鳴 美沙 : すると

[メイン] 海鳴 美沙 : 床の中へ

[メイン] 海鳴 美沙 : ぽちゃん

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] : ごぽごぽ

[メイン] :  

[メイン] : ごぽごぽ

[メイン] 海鳴 美沙 : middle【ゴー・トゥ・深海】

[メイン] 海鳴 美沙 : 登場:深海に居る人

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 67+1d10 登場/リザレクト (67+1D10) > 67+1[1] > 68

[メイン] system : [ 益子 薫(ますこ かおる) ] 侵蝕率 : 67 → 68

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] : 薫は1d10ダメージ

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 1d10 (1D10) > 1

[メイン] system : [ 益子 薫(ますこ かおる) ] HP : 22 → 21

[メイン] 海鳴 美沙 : 「どうかな?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 深い深い、海の底

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……な、なんだ……ここ……すげぇ、真っ暗だ……」

[メイン] 海鳴 美沙 : 何も見えない、何も照らさない

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : まず感じたのは……"孤独"。

[メイン] 海鳴 美沙 : いや

[メイン] 海鳴 美沙 : 照らす存在は居るもんだよな

[メイン] 海鳴 美沙 : 「手は離さないようにね~」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「匂いを覚えるのも限度があるのでね」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「っ……!!あ、ああ……!は、離さないでくれ……!」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ほいほいほい」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : じんわりと、手に汗が。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「そういや先聞いとくけど」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「なに聞きたいのさ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……帰巣本能の刺激、これを……どうにか、止められないか、だ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ははぁ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「難しいのは、分かっている」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「まぁ聞いてみるのは良いかもしれないね」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……ただ、オレは……オレ達は、一般人の日常を背負っている
 ………ん、そう、か」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「じゃあ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ─────ここで失敗したら?
待っているのは、大勢の日常が、奪われる未来。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「そろそろ底だし、居るかもな」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ん~」

[メイン] 海鳴 美沙 : 目を凝らす

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ごくりと、唾を飲み込む。

[メイン] 海鳴 美沙 : 海鳴の目は、色素が喪われたようで赤く

[メイン] 海鳴 美沙 : それが鋭くなる先に

[メイン] 海鳴 美沙 : 「あ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いるじゃん」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「─────っ………!!」

[メイン] : 昏い底

[メイン] : 微かな光を返すのか

[メイン] : 真っ青な、人の形未満の

[メイン] : 何かが居る

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : い、一体、なんだ、これは……!?
人の形……いや、でも違う……?

[メイン] 海鳴 美沙 : 「へ~い、よーっす」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「お客さんだよ██君」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 聞こえなかった。いや、聞けなかった。

[メイン] : がぽり

[メイン] : 泡を吐いた、それが

[メイン] : 意識を向ける

[メイン] 海鳴 美沙 : 「あ、聞いてるわ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「聞いてみな、薫ちゃん」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : その存在をじっと見て、圧にやられそうになりながらも
まずは、頭を下げる。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……あ、ああ、ありがとう、ここまで」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いいってこと、というか"まだ"っしょ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 海鳴へお礼を伝え、そして改めて、深海の主へ。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「溺れたら"喰われる"からね?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………っ……!……あ、ああ……」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : そして、主を見て、口を開く。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……私は、益子 薫……UGNエージェントだ
 お前をどうこうしにきた、というわけじゃない
 ……話を、したいんだ」

[メイン] : がぽり

[メイン] : "話"

[メイン] : "それは、みたされるか"

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……分からない、だが、善処は、したい」

[メイン] : "みたすのなら"

[メイン] : "しろ"

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : っ……!……へっ、あまりにも大きすぎだぜ……。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……ああ、単刀直入に言おう
 まず……一般人をここへ呼び込むことを
 どうにか、止めてほしいんだ」

[メイン] : "むりだ"

[メイン] : "おなかがすく"

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……なるほど……なら、腹が満たされるのは
 一体、"どういう"時に満たされるんだ……?」

[メイン] : "あつまったえものを"

[メイン] : "たべる"

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……それは、ここに集められた"人"……のことか……?」

[メイン] : "ここにあつまっているのなら"

[メイン] : "えさだ"

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………なるほど、な……それは……主の血肉となれば、なんでも……か」

[メイン] : "そうだ"

[メイン] : "うえるのなら"

[メイン] : "いきるをたべる"

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「それは、他の動物では代用も難しい、だろうか……?
 こっちの要求を全て呑んでもらうのも、それは無理だろとはオレも
 思っている、だから……なるべく、お前の利となる何かを探したい」

[メイン] : "ほかの、たべる?"

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : こくりと頷く。

[メイン] : "あつめるのは 難しい"

[メイン] : "かりが できない"

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……ん、そう、なのか……?例えば、水族館には、魚がいたが……」

[メイン] : "それは すべて"

[メイン] : "にせもの"

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : !!……そう、だったのか。
餌をやらなくても、生き続けていられたのは……。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……そうだった、のか……わかった、大体は……
 なぁ、オレ達は、どうしても……手を引くに、引けないんだ……
 そこは、本当に申し訳がない、お前の住処に土足で踏み込んじまってるから、な……」

[メイン] : "しらない"

[メイン] : "おまえたちも えさだと"

[メイン] : "おもっている が"

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……はは、なるほどな。もうとっくに、縦の関係になっちまってるか。そりゃ、そうだな。

[メイン] : "かりを する ひとはさそいやすい"

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……なるほど……だから、人間をターゲットに
 ………だが、オレは……なるべくお前と、"共存"をしたいんだ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「オレは、まだお前のことを知らない」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……何から何まで質問して悪いが、一体、お前は……何者、なんだ……?」

[メイン] : "なまえは…"

[メイン] 海鳴 美沙 : 「忘れないでくれよ、私が付けたろ?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「な、"餓えたる海"よ」

[メイン] : "…"

[メイン] Starved Sea : "おれは そうだ"

[メイン] Starved Sea : グッと、浮かぶ影が近づく

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「…………っ!!?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : お、大きいッ………!?

[メイン] 海鳴 美沙 : 「近いって、近い近い」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……は、はは、良い顔してる、じゃないか、カッコイイぜ」
冷や汗をかきながら。

[メイン] Starved Sea : "おれは うえている"

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : こんな大きな口があれば……人は、丸呑みだ。

[メイン] Starved Sea : "おなかがすいた"

[メイン] Starved Sea : "だから かりをする"

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「わ、わかった、それなら、狩りをできる魚を用意する!
 それなら、どうだ……!?」

[メイン] Starved Sea : "さかな は どうやって みたす"

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ─────え?

[メイン] Starved Sea : "ひとは すぐに かえりたがる"

[メイン] Starved Sea : "かんたんに あつまる"

[メイン] Starved Sea : "それに おおい"

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ………!!……これは、だから、そう、なのか……!?
人は、考えることができる、そして、帰巣本能を刺激すれば……。
だから、格好の餌、というわけか……!!

[メイン] 海鳴 美沙 : 「そういや、外出たんだろ?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……!あ、ああ……仲間が……そうだな」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「じゃあ、実の所はわかるんだろ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「コイツは海でもなんでもないよ?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「─────!!」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「コイツは」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : じゃあ、なんだ……!?地上でも生きられるのか……!?
何者、なんだ……!?!?

[メイン] 海鳴 美沙 : 「…そうだな」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「"疑似餌"ってわかる?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「簡単だよ、コイツは」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「海のフリをして、生き物の帰巣本能を刺激してるだけさ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「…………これが、一番効率が良いから、そうしている……のか」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「うん、そゆこと」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「だって、簡単だろ?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「海は産む側」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「コイツは食ってる」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「じゃあ偽もんじゃないの」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……参った、こいつは、かなり参ったぞ。
とどのつまりだが、これがピラミッドの関係だ。
オレ達は下層、そしてコイツは、上層。弱肉強食の構図だ。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「つまるところ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「コイツはとんでもないはらへりなんだよね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「…そんで、少し満足する具合が」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「人を呼び寄せるのが、早かったんだよ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……………今までは、違う他の動物を食ってきたが」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ん、いや」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「食えたことがない」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………ん?そうなのか」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「…だって、狩り下手じゃん?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「来てくださーい、お願いしまーす、なんてして」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「のこのこと食われにきてくれたの」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「人間だけだぜ?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「っ……………」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「だってさ、だって」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「"還りたい"なんで考えるの」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「人間だけだろ?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「なー?スターちゃん」

[メイン] Starved Sea : ごぽり

[メイン] 海鳴 美沙 : 「今同意したわ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「まー、だから」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「狩りを変えるのは今んとこ予定があんまりなのよね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「だって、餓え続けちゃうもの」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「おっと、そろそろ息がキツいかな?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「っ………!……あ、ああ、すまない」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「じゃ、帰ろうか」

[メイン] 海鳴 美沙 : 両の手を掴み、そのまま

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……このことは、仲間に話す他ない。
オレ一人で抱えるには、デカすぎる。

[メイン] 海鳴 美沙 : 浮上していく──

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] 参田 鶫 : 1d10 (1D10) > 6

[メイン] system : [ 参田 鶫 ] 侵蝕率 : 86 → 91

[メイン] system : [ 参田 鶫 ] 侵蝕率 : 91 → 92

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] 海鳴 美沙 : ごぽごぽ

[メイン] 海鳴 美沙 : 深海、底の底

[メイン] 海鳴 美沙 : 待つのは一人、餓えたる一人

[メイン] 海鳴 美沙 : 「…で」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「何で解決しようって魂胆?」

[メイン] 参田 鶫 : 「んー?」

[メイン] ツグミ : ───やだ、やだやだやだやだやだ、やだ

[メイン] 参田 鶫 : 「まあ、それが仕事だからってのはあるんだけどさぁ」

[メイン] ツグミ : ──やだ、だして、こわい、いやだ

[メイン] 海鳴 美沙 : 「おんおん」

[メイン] 参田 鶫 : 「まあ、一番としてあるのは……」

[メイン] 参田 鶫 : 「俺らの掲げることって、こう……なんだ」

[メイン] 参田 鶫 : 「“君ら”みたいなのと、フツーの人の共存なのよ。最終的には」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「へへー」

[メイン] ツグミ : ──だして、おぼれる、こわい、こわい

[メイン] 海鳴 美沙 : 「なんだ意外と真面目な役目じゃない」

[メイン] 参田 鶫 : 「まあ、だから……へへ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「…ま、そう言うことなら」

[メイン] 参田 鶫 : 「すげえ嫌な話すると、乱暴な手段とかもあるけど。それはしたくねーってのもあって」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「…んー」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「んー…」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ま、そーね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「私喧嘩嫌いなのよね、下手くそだから」

[雑談] system : [ 参田 鶫 ] ロイス : 2 → 3

[メイン] 海鳴 美沙 : 「でもまあビビんなって、アレだよ」

[メイン] 参田 鶫 : 「アレ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「生きるの下手くそなうちは、よわっちーもんでね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「私らがこうなのも下手くそだからわりーし」

[メイン] 参田 鶫 : 「ああ、まあ……まあ」

[メイン] 参田 鶫 : 泡が漏れ出る。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「青ざめた顔するこたないぜ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「胸張れよ人間、おめーらは間違いなく」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「"捕食者"側だろ?」

[メイン] 参田 鶫 : 「………ははは、あー。まあ」

[メイン] 参田 鶫 : 「それは、そうだけどね」

[メイン] 参田 鶫 : 肩を竦める。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「んじゃそろそろ底だから」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「後は任せた、その後は」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「どーだろーと、どーにかなるさ」

[メイン] 海鳴 美沙 :  

[メイン] GM :

[メイン] GM : 暗闇の先に

[メイン] Starved Sea : "また おぼれていない"

[メイン] 参田 鶫 : 「………や、や」

[メイン] 参田 鶫 : 手を、軽く振る。

[メイン] Starved Sea : "なんだ"

[メイン] Starved Sea : "えさか?"

[メイン] 参田 鶫 : 「餌ではないね」

[メイン] Starved Sea : "そうか"

[メイン] 参田 鶫 : 「俺は鶫」

[メイン] 参田 鶫 : 「君と、交渉をしに来た」

[メイン] Starved Sea : "こうしょう?"

[メイン] Starved Sea : "みたされるか?"

[メイン] 参田 鶫 : 「そう、交渉。
 ……内容によってはね」

[メイン] 参田 鶫 : 「君の欲しいもの、やりたいことと」

[メイン] 参田 鶫 : 「俺たちの欲しいもの、やりたいこと」

[メイン] 参田 鶫 : 「これをすり合わせにきた」

[メイン] 参田 鶫 : 「上手くいけば、君も俺も満たされるから……上手く行ってほしいな、と思っているよ」

[メイン] Starved Sea : "そうか"

[メイン] Starved Sea : "なら なにを 話す?"

[メイン] 参田 鶫 : 「まずは、お互いのやりたい事を整理しよう」

[メイン] 参田 鶫 : 「君は、満たしたいんだよね。飢えを」

[メイン] Starved Sea : "そうだ"

[メイン] Starved Sea : "それがいきることだ"

[メイン] 参田 鶫 : 「オッケー、わかった。まずは把握した」

[メイン] 参田 鶫 : 「それじゃ、こっちのやりたい事を伝える」

[メイン] 参田 鶫 : 「俺たちは、ここに来た人を“帰す”必要がある」

[メイン] 参田 鶫 : 「そうしないと……困る。いっぱい困るんだ。我儘な話とはわかっているんだけどね」

[メイン] Starved Sea : "…."

[メイン] Starved Sea : "いきるを うばい いきてきた"

[メイン] Starved Sea : "はあくして いる"

[メイン] 参田 鶫 : 頷く。

[メイン] 参田 鶫 : 「……でもね。一方的にだからやめてください!とは俺は言いたくはない」

[メイン] Starved Sea : "おれは みたされる それが わからない"

[メイン] Starved Sea : "おれは"

[メイン] Starved Sea : "餓えだ"

[メイン] 参田 鶫 : 目を、細める。

[メイン] 参田 鶫 : 飢える事。
それが存在意義であるなら、それはなんと惨い事だろうか。

[メイン] 参田 鶫 : 飢えとは満ちることはない、渇き、募る。

[メイン] 参田 鶫 : しかして、ゆっくりと頷いて。
あり方にあらんとする事。それが、レネゲイドビーイング。

[メイン] Starved Sea : "うばわねば そんざいできぬ"

[メイン] Starved Sea : "みちても きえゆく"

[メイン] Starved Sea : "おまえは どうする"

[メイン] 参田 鶫 : 「俺はね」

[メイン] 参田 鶫 : 「“生きたくない存在”なんて、いないと思っている」

[メイン] 参田 鶫 :
     いきかた
「……君の“あり方”もまた、大事にしたい」

[メイン] Starved Sea : "………"

[メイン] Starved Sea : "くわせろ それで"

[メイン] Starved Sea : "みたされる"

[メイン] 参田 鶫 : 「勿論」

[メイン] 参田 鶫 : 「それは、君の意義なのだろう」

[メイン] 参田 鶫 : 「なら……叶えよう。でも、その代わり」

[メイン] 参田 鶫 : 「俺がちゃんと与えられたのなら。
 不足無く、与えられたのならば」

[メイン] 参田 鶫 : 「もう人を誘い込まないと誓ってくれ」

[メイン] Starved Sea : "…かまわない"

[メイン] Starved Sea : "それは しゅだんだ"

[メイン] Starved Sea : "おれは りゆうだ"

[メイン] Starved Sea : "だから かえて いい"

[メイン] 参田 鶫 : 「ありがとう」

[メイン] 参田 鶫 : 胸に、手を当てて。

[メイン] 参田 鶫 : ゆっくりと頷いた。

[メイン] 参田 鶫 : だって、俺と彼は──

[メイン] 参田 鶫 : “対等”なのだから。

[メイン] Starved Sea : かぷ

[メイン] Starved Sea : かぷ かぷ

[メイン] Starved Sea : "排水"

[メイン] Starved Sea :  

[メイン] Starved Sea :  

[メイン] GM : 排水完了

[メイン] GM : 辺り一面が濡れている

[メイン] GM : しかし、今いる場所は

[メイン] GM : 山奥だ

[メイン] 参田 鶫 : 「ぶえー-っくしょいァー!!」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「よっすよっす、お疲れちゃん」

[メイン] 参田 鶫 : 「……」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「約束通り、今いる分は解放したぜ」

[メイン] 参田 鶫 : 「生きてる!!!!!!!ありがとう!!!!!」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「食っちまった分は、ちょっと無理があるが」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「…そりゃ自分が上手くやったからだろ、UGN」

[メイン] カレーメシくん : 「あー寒……カレーメシもシケっちゃったから廃棄しなきゃいけないじゃねェか」
廃棄するのも金かかるのにな……。

[メイン] 参田 鶫 : 「……まあ、そればっかりは仕方ない。消化したものを戻すのは……っと」

[メイン] 参田 鶫 : 「…………まー」

[メイン] 参田 鶫 : 「俺もハンバーガー食った事で、牛に詰められたくはねーから」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ん、そこは…納得しろとは言えないけど」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「シー君も約束は守るだろーから、それがケジメかな」

[メイン] 参田 鶫 : 「“譲歩”、って奴だな」

[メイン] 参田 鶫 : 「ま、それならありがたいよ」

[メイン] カレーメシくん : 「まあ手遅れなもんは仕方ないだろ。
 やれることはやった、俺は何もやってねェけど」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「そんで私もお払い箱だ!」

[メイン] 参田 鶫 : 「えっじゃあお持ち帰りしていいのかぁ!?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「水族館なくなっちまったーっ!」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「アホ言え取り込まれてぇのか」

[メイン] 参田 鶫 : 「サッセン…」

[メイン] 参田 鶫 : 「……ああ、そういや。各位無事だよな?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「そらそーよ、いるだろ?」

[メイン] 参田 鶫 : きょろり。

[メイン] カレーメシくん : 大量のカレーメシがシケってしまっている。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : そこには、ぶっ倒れていた薫の姿が。
ちょうどそのタイミングで、むくりと起き上がり。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 目を擦る。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「おはよ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……うお……"外"、か……ん、おはよう」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「そそ」

[メイン] 参田 鶫 : 「“約束”取り付けたよ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ……上手くいった、か。
全く、やるぜ。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……へっ、やるなお前、ほんと」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「シーくんはね」
「いまこれ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ニッ、と参田に笑い。
なーにを約束したんだがってことで、それは追々聞くとして……。

[メイン] 参田 鶫 : 「これ!?」

[メイン] Starved Sea : ころり、大体バレーボールサイズ

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………わぉ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「うん」

[メイン] 参田 鶫 : 「持ち運び式!?」

[メイン] カレーメシくん : 「こわい」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「いや、そもそもこれが"本当"」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「あのさ、考えてみ?」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「欠食児童がデカくなるもんかよ」

[メイン] 参田 鶫 : 「……そらまあ、そうだな」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「まあだけど」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「食う量かわんねーから悪しからず」

[メイン] 参田 鶫 : 「……おうよ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「頼むぜ?」
にこりと笑って

[メイン] 参田 鶫 : 「“約束”だかんな」

[メイン] 参田 鶫 : 「任せとけって。
 俺は美人にゃ弱いんだ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 調子の良い奴だぜ。へへっ。
だが……ああ、今回は本当に、大助かりだ。
オレもまだ仕事は残ってる、手伝わねぇとな、ちゃんと。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「んじゃ、ま」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「後はそっちの流儀に合わせるさ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「アレだろ?勾留とか保護とかするだろ?」

[メイン] 参田 鶫 : 「そうなる。……まあ、でも」

[メイン] 参田 鶫 : 「一応“ウチ”でやれないか掛け合ってみるよ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……マジか」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「…そりゃ楽しみだ、浮気はできんけどね?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 本当に、何から何まで悪いな。

[メイン] 参田 鶫 : 「ここまでやって、知らんとこにぽーいはちょっとな」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………そうだな、だけど、ちゃんとオレにも噛ませてくれよ?」

[メイン] 参田 鶫 : 「………いいのかい?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 長刀の入った重たいスーツケースを肩に持ち。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「ああ、"共存"は……オレの、"夢"でもあるんだ」
頬をぽりぽりと掻きながら。

[メイン] 参田 鶫 : 「……大切にしろよ。“それ”」

[メイン] 参田 鶫 : UGNがUGNたらん為の、根底。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「なーるほど」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ん。と小声で返事。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「…ちょっちわかったぜ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「生き方下手ってより、生きてるだけじゃないのな」
ふうんと、関心した様子で

[メイン] 海鳴 美沙 : 「良いじゃないの、なー?シー」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「存外、一緒にいるのも楽しいだろうよ」

[メイン] カレーメシくん : 「生きるっつっても今の時代、お湯を入れて3分で食えるんだから案外楽かもしれないぞ」

[メイン] Starved Sea : 黙って抱えられている

[メイン] カレーメシくん : 「腹が減ったらカレーメシ!」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ほいほい、行った先で食わせてくれや」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ここでカレーメシなんて言うな、安心したら腹が減ってくる。あーやべやべ。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 気を紛らわせるように─────隣に立つルリを見て。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「ルリも、お疲れ様だ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 任務中のブスッとした無表情ではなく、少し柔らかな表情で。

[メイン] 青木ルリ : うええ…びしょびしょ。明日の学校どうしよう…なんて思っていると、益子から声をかけられる。

[メイン] 青木ルリ : 「あ、うん。わたしなにもやってないけど」

[メイン] 青木ルリ : 「お疲れ様です」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 首を横に振る。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……さっきも言ったように、オーヴァードは……"共存"が大事なんだ
 誰かが傍にいるだけで、やっぱ……違うっつー、アレだ」
コミュ障なりに言葉を紡ぎながら。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……ルリ、まだイリーガルになって日も浅いかもしれない
 だが、これが……"日常"を守るっていうことだ」
オレも、偉そうなことは言えねェが。

[メイン] 青木ルリ : 「うん。大変なんだね」

[メイン] 青木ルリ : 毎回こんなことやってるんだろうか?

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………」
……新人、の割には、肝が相変わらず据わってる。はは、やっぱ大物だな。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 拭うことのできない苦痛、無い事による苦難、しかし溢れる幸福。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : あの言葉は、"飢え"の言葉。
オレ達も、今も飢え続けている。人とオーヴァードの境目で。

[メイン] カレーメシくん : 「あ、ちょっといースか?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ん。と視線をカレーメシへ。

[メイン] 青木ルリ : カレーメシの方に顔を向ける。

[メイン] 参田 鶫 : 「おん?」

[メイン] カレーメシくん : 「俺も大して仕事しなかったから、食糧ぐらいは日清に頼んで用意してもらったんだが運搬に人手足りなくて」

[メイン] カレーメシくん : 「何も出来んかった〜って悩むんなら、手伝って欲しいんですけど!」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ルリの背中を、優しく押す。

[メイン] カレーメシくん : 「というか普通にお願いします。
 カップヌードルに借りをこれ以上作るわけには……」

[メイン] 青木ルリ : えっ、ちょ…。

[メイン] 青木ルリ : …でもこの人?人なのか?も困ってるみたいだし。

[メイン] 青木ルリ : 「わかった。手伝うよ」

[メイン] 参田 鶫 : 「敵なの…?同じ会社なのに…」

[メイン] 参田 鶫 : 優しい…

[メイン] カレーメシくん : 「煽りあってるし……まあ色々あって」

[メイン] カレーメシくん : 「うわあり! 参田が引き取って益子が一枚噛んで、俺と青木で食糧運搬すれば全員仕事あるだろ!
 そうと決まったらもう帰るか」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : うまいこと纏めたな。変な見た目なのに、"できる"。

[メイン] カレーメシくん : 濡れた状態で山の中にずっといるのは普通にイヤなのだ。

[メイン] 参田 鶫 : 「ん、そだな。ミサちんやシーくんにも新しい環境に慣れてもらわねえとだし」

[メイン] 参田 鶫 : 水の生き物は変化に弱い。
だからこそそれらも丁寧に、慎重に。

[メイン] 青木ルリ : カレーメシにうなずく。わたしももう帰りたい。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 参田の言葉に頷き、小さくなった、Starved Seaをちらりと見る。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ふふ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「忙しないね、良いことだ」

[メイン] 海鳴 美沙 : シーを抱えて、ニコニコ笑い

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : オレは、コイツにビビっちまった。
怯えは、理解を阻む感情だ。もちろんそいつは……
人間の、防衛反応としてよく働くから、悪いわけじゃない、が。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : だからこそ、オレはもっと、もっと理解を進める。
恐怖という感情がある中でも、どうしても成し遂げないものがある。
信じたいんだ。見た目が違っても、声が通じなくても。
手を取り合えるって。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : オレの仕事は、まだここからだ。終わっちゃいねぇぜ。
な。シーちゃん。

[メイン] Starved Sea : 前よりも、じっくり見つめて

[メイン] Starved Sea : 微かに頷き、静かに抱えられていた

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 餓えたるは不運である

[メイン] GM : しかし、命の動きを軽んじる事なかれ

[メイン] GM : 不足は、満ちる前触れ

[メイン] GM : 生きとし生けるもの、幸福を得るが為

[メイン] GM : 時として、不運になることもある

[メイン] GM : の、かもしれない

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 『Endless Thalassophobia』

[メイン] GM :   fin

[メイン] GM :  

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] 参田 鶫 : ED「ということで、“また”増えたのでした。」

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] 参田 鶫 : 色々あった。

[メイン] 参田 鶫 : 書類仕事とか頭下げたりとか。

[メイン] 参田 鶫 : とかく、色々あった。

[メイン] 参田 鶫 : まあその結果、預かりとしてはウチに出来たからヨシとする。

[メイン] 参田 鶫 : 華、足りねえんだもん。

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] 参田 鶫 : 「はい、ということでね」

[メイン] 参田 鶫 : 「ここがウチこと名取支部です」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「ほほーう」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「水槽はどこかな?」

[メイン] 参田 鶫 : 南仙台駅近辺。
駅近くのテナントの2階全部を借りている。
そこそこ広い。

[メイン] Starved Sea : もちろん抱えられたまま一緒にいる

[メイン] 参田 鶫 : 「そこ」
割とでかい水槽、用意済み。抜かりなく。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「おっ、助かる」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「たまには水の中にいないと落ち着かないんだよね〜」

[メイン] 参田 鶫 : 「ああ、そういうのあるみたいだよな。
 近くの支部にも確かその手の子がいたっけな…」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「まあほら、元が割とぽけーっと待つタイプなんでね」

[メイン] 参田 鶫 : 「あっち、確かクソ広いプール持ってるみたいだしいつか借りても……あーね、なるほど」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「水底が落ち着くのなんの」

[メイン] 参田 鶫 : なるほどねぇ、と茶を渡す。

[メイン] Starved Sea : ぐびぐび飲み干す

[メイン] 参田 鶫 : 「良い飲みっぷりだ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「シーちゃんはなんでも好きだからなー」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「…ま、よかったよかった」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「餌付けもこれで我慢せず済むってもんよ」

[メイン] 参田 鶫 : 「はは、まあここなら調達にゃ困らないしな」

[メイン] 参田 鶫 : 俺以外にも、各自この件手伝ってくれてるみたいだしな。

[メイン] 参田 鶫 : ありがたいこった。

[メイン] 海鳴 美沙 : 「良い事だよ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「餓えを満たすには、これも正攻法だよな」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「社会生物らしいやり方、だけどね?」

[メイン] 海鳴 美沙 : ころころと、シーを撫でて

[メイン] 参田 鶫 : 「……っはは、まあ、だって」

[メイン] 参田 鶫 : 「俺らはそういう生き物、だしね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「違いない」

[メイン] 参田 鶫 : ──奥から、ぱたぱたと足音が聞こえる。

[メイン] 渡船 昌 : 「ハーイ、おかえりなさい支部ちょ……」

[メイン] 渡船 昌 : 「誰ですかその女!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「うわうるさ」

[メイン] 参田 鶫 : 「うっせえ!」

[メイン] 参田 鶫 : 「説明したでしょッ!新しい仲間!」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「なんだいまったく…シー君が驚いちゃうじゃないの」

[メイン] 渡船 昌 : 「シーくん」

[メイン] 渡船 昌 : 見る。

[メイン] Starved Sea : そのまま持ち上げて目を合わせさせる

[メイン] 渡船 昌 : 「あっ」

[メイン] 渡船 昌 : 「かわいい!!!」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「えっ」

[メイン] 参田 鶫 : 「……」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「まじぃ?」

[メイン] 参田 鶫 : 「ごめんね こういうやつなの。」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「すげえな」

[メイン] 参田 鶫 : 「すげえよ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「まあいいやシー君をよろしくね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「なんでも食べるから」

[メイン] 渡船 昌 : 「なんでも!!!
 じゃあ色々作ってあげられるじゃないですかぁ!!!」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「靴とか革製品近づけるのはNGね」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「靴箱とかスーツケース空っぽにされるから」

[メイン] 参田 鶫 : 「……コワァ~」

[メイン] 参田 鶫 : 「水槽の横、注意書きしねーとな…」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「まー、そう言う事でよろしくね」

[メイン] 参田 鶫 : 「ま、アレだ……コイツ以外のも大概変なのばっかりだけど」

[メイン] 参田 鶫 : 「よろしくな。悪い所じゃない……はずだからよ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「私は海鳴美沙、チョウチンアンコウのRBさ」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「どんなに暗かろうとおかしかろうと」

[メイン] 海鳴 美沙 : 「自分で照らして楽しく暮らすよ、支部長さん」
くすりと笑って

[メイン] 参田 鶫 : 「……はは。なら、頼もしい限りだ」

[メイン] 参田 鶫 :

「それじゃ改めて」

「ようこそ、UGN名取市支部へ!」

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] 参田 鶫 :  

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) :  

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ending『Coexistence』 登場:UGNの者達

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) :  

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) :  

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) :  

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ─────そうして、薫はちゃんと、参田の件にガッツリ加わることとなり。
その結果。デスクワーク・オブ・デスクワークの日々。
廃棄ロスをちゃちゃっと、とある支部へ送ればいいんだろ?って思ってたが
これがなんとも、なんとも……手続きが……。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「めんっっっどくせぇ……」
先程からずっと、口癖のように、面倒くさいを放つ。

[メイン] 連絡員 : 「大変そうだな、おチビ」

[メイン] 連絡員 : 「新人教育もしてるらしいじゃないの」
クククと笑って、資料を手に取り

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「全くだ、すげぇ大変だよ、ローブマン」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : だらぁとデスクに伏せながら、手は動かす。
ガリガリガリガリ……。報告書のサインって、なんで手書き?
ほら、なんだっけ、電子なんちゃらでハンコできるようになんねーの?UGN

[メイン] 連絡員 : 「そりゃセキュリティだな」
ブラドとかこえーだろ、と言いつつ

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「クソ、これだからオーヴァードは面倒だ……」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………ふぅ、ちょっと休憩する」
ちらりと、連絡員の持つ紙へ視線を。

[メイン] 連絡員 : 「ん?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : とあるRBへの食糧補給の依頼書。
……人を食らっていたRBである。
それでも薫は、共存を信じ、この選択に噛んだのだ。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……ああ、いや、なんだ……」

[メイン] 連絡員 : 「前の件か?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………」

[メイン] 連絡員 : 「申請は受理されてるよ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ん。ありがとう。と告げ。

[メイン] 連絡員 : 「前より上出来じゃないの」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………"共存"目指して、オレはこの道を進んでいるが
 なんだ、アレだ……"新人研修"について、ちょいと……
 …………ん」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 上出来、という言葉に、少し嬉しそうな表情を作りつつも。
また、ブスッとした無表情に戻り。

[メイン] 連絡員 : 「ドラゴンのお嬢ちゃんか」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : こくりと、頷く。

[メイン] 連絡員 : 「新人には荷が重い案件かと思ったが」

[メイン] 連絡員 : 「お前としてはどうだった?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………ぶっちゃけると、"教育"は、できてなかったかもな」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 頬をぽりぽりと搔きながら。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「オレもまだまだだ」

[メイン] 連絡員 : 「ふむ」

[メイン] 連絡員 : 「俺は別にそうは思わんよ」

[メイン] 連絡員 : 「書類や文字が教育じゃあない」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「………」

[メイン] 連絡員 : 「経験は何よりも確かな教育だ」

[メイン] 連絡員 : 「生き物の本能として存在する機能」

[メイン] 連絡員 : 「お前が見せたやり方は間違いなく目に見える形で無くとも残るだろ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……ヘッ、全く、お前には敵わないな」
にへら、と笑いながら。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ぎぃ、と音を立てながら椅子に凭れ掛かっていると……。
件の、新人が。

[メイン] 連絡員 : 「戦い以外はそれなりに収めてんでね」

[メイン] 連絡員 : 「…おっと」

[メイン] 連絡員 : 「やぁ、おつかれ」

[メイン] 青木ルリ : 「あ、どうも」
お疲れ様ですと軽く会釈する。

[メイン] ねね : 「ねね~!」
ルリの頭に乗ってる。謎の珍獣。

[メイン] ねね : ちょうど、ルリの持つ《変貌の果て》に挟まっている。

[メイン] 連絡員 : 「プッ」

[メイン] 連絡員 : 「…な、懐いてるな」プルプル

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……プッ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : そうだな、と薫も思わず吹き出す。

[メイン] 青木ルリ : 大丈夫かな?と頭上を気にしている。

[メイン] 連絡員 : 「…クックッ、お前は大物になるよ」

[メイン] ねね : 「ね~♪ね~♪」
頭を揺らしながら、ウキウキとした顔。
なんだか上機嫌だ。

[メイン] 連絡員 : 「記録は見たぞ、青木ルリ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : こくりと頷き、ルリへ視線を。

[メイン] 連絡員 : 「お前は度胸があるというか、度量が広いな」

[メイン] 青木ルリ : 「記録…」
そういえば書かされたような覚えが…。

[メイン] 連絡員 : 「その幅ってのは存外育てようがないからな」

[メイン] 青木ルリ : そうなのかな?と連絡員の方を見る。

[メイン] 連絡員 : 「"おかしなもの"に怖気つかないのは才能だよ」

[メイン] 連絡員 : 「後は踏み込み方を覚えれば良い」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「ああ。"不動心"ってのは、結構つえー武器になるもんな」
にやにやと。頬杖を着きながら。

[メイン] 連絡員 : 「困った事に俺は無駄に人間だから、実働隊から退いてるんでね」

[メイン] 青木ルリ : 「わたしもおかしなものは怖いけど…」

[メイン] 連絡員 : 「お前みたいにいざって時もズレてるくらいがいいのさ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : ………まぁ、オレは、ビビる時はビビっちまうアレだが……。
うっせ。こえーもんはこえーんだから仕方ねーだろ。

[メイン] 連絡員 : 「いやお前あのタイミングでタコを聞くのはロックだよ」

[メイン] 青木ルリ : まあわたし自体がおかしな存在だから、あまり気にしてもなぁってのもある。

[メイン] ねね : 「ねーねー!」
連絡員の言葉に賛同するように、ルリの頭の上で頷く。

[メイン] 連絡員 : 「ま、だから」

[メイン] 連絡員 : 「後はキャリアを積めば良い」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「ああ、それと……」

[メイン] 連絡員 : 「逃げ出す奴以外は大成する世界だよ、ウチはな」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「─────"どう思った"か、だな」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「ただ受動的に情報を受け止めればいいわけじゃない
 人間ってのは、考える……考える……えーと、藻……?だからな」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : そうして、むくりと体を起こし、ルリをじっと見つめ。
……正確には、《変貌の果て》を見て。

[メイン] 連絡員 : 「葦な」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……」
ちょっと顔が赤くなる。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……と、とにかく、だ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「ルリも、人とは乖離した存在だ、そうだろ?」
ねねの掴まる、ドラゴンの角を見ながら。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「人とオーヴァードの"共存"を目指し続けるオレ達は
 ……この間に、何が隔てられてあんのか
 考えて、考えて、考え続けなくちゃならねぇ」

[メイン] 青木ルリ : 「半分は人間だけど、そうなるね」
益子にコクリと頷く。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : それを踏まえ、ルリ。お前は、どう思うんだ?

[メイン] 青木ルリ : わたしがどんな考えをしてるのか聞きたいんだろうか。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : そうだ、ルリは情報によると、人間と、人外の間に生まれた子らしい。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……シーちゃんみたいな存在は、まだこの世界にいる
 生きるために、人に害を持つ者だっている
 なぁ、ルリ、お前の父親は、どうなんだろうな?」

[メイン] 連絡員 : 「意地悪な言い方は良くないぞ、葦一号」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : これも教育、だろ?な?仕事してるだろ?ローブマン。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「うるへー、教育だ教育ー」

[メイン] 連絡員 : 「……クク、あのな」

[メイン] 青木ルリ : 「お父さんにはまだ会ったことないからわからないけど、山でひっそり暮らしてるって聞いてる」

[メイン] 連絡員 : 「…なら、いつかを待てば良い」

[メイン] 連絡員 : 「このおチビが言いたいのは」

[メイン] 連絡員 : 「本当にどうしようもない壁に当たった時どうするか、なんだ」

[メイン] 連絡員 : 「なぜ悪いか、なぜ害なのかは関係はあるようでない」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 無表情の顔に、真剣の色が彩られ。こくりと、頷く。

[メイン] 連絡員 : 「乗り越えられるなら、どんな壁でもいいんだ」

[メイン] 連絡員 : 「だからこそ、まだ見ぬ壁が怖くもある」

[メイン] 連絡員 : 「…お前はそんな困難を前にした時何が出来る?」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : クソーーー。そーだよ、オレはコミュ障だよーーだ。
説明不足で悪かったな。チクショー。
……まぁ、そうだ。つまりは、新人には、潰れてほしくねぇ、からな。

[メイン] 青木ルリ : 急にそんなことを言われても、正直困る。

[メイン] 青木ルリ : …けど

[メイン] 青木ルリ : 「わたし一人で越えられないなら、誰かに助けてもらいます」

[メイン] 連絡員 : 「正解だよ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……うぉっとぉ」
目を少し見開く。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : そいつぁ、"真理"だ。

[メイン] 青木ルリ : 「逆に助けを求められたのなら手を差し伸べたい」

[メイン] 連絡員 : 「頼れるなら頼れ、それが早い」

[メイン] ねね : 「ねーー!」
ルリの頭の上で、元気よく鳴く。ルリを賞賛するように。

[メイン] 連絡員 : 「うむ、そっちも安心だな」

[メイン] 連絡員 : 「ま、簡単だ」

[メイン] 連絡員 : 「存外、世の中の困難ってのは」

[メイン] 連絡員 : 「壁を見つめてるうちはキツいがね」

[メイン] 連絡員 : 「見上げてみたら、手が差し伸べられてるもんさ」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「……へへ、良い事言うな、ローブマン」
頬杖を着きながら、にへらぁっと。

[メイン] 連絡員 : 「と、いう事だ」

[メイン] 連絡員 : 「まあ、つまりは」

[メイン] 連絡員 : 「仲良くしな、誰とでも出来るだけなー」

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 加えて……杞憂だったみてーだな、なぁルリ。
ちゃんと、分かってほしいものを、分かってる。

[メイン] 連絡員 : 一枚紙をひらりと置いて、そのまま退出

[メイン] 青木ルリ : はい。と連絡員に返事をする。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「ルリ」

[メイン] 青木ルリ : 益子の方に顔を向ける。

[メイン] 益子 薫(ますこ かおる) : 「やっぱお前、大物だわ」
ニッ、と笑いながら。

[メイン] 青木ルリ : 「なんだかよくわからないけど」

[メイン] 青木ルリ : 「ありがとう」

[メイン] 青木ルリ : 笑顔で返す。

[メイン] 青木ルリ :  

[メイン] 青木ルリ : 益子にねねを返し、部屋をあとにする。

[メイン] 青木ルリ : このあとカレーメシの手伝いもしなければいけなかったのでそのまま現場へ向かう。

[メイン] 青木ルリ : それにしても…。

[メイン] 青木ルリ : これが女子高生の休日の姿か?

[メイン] 青木ルリ : そんなことを思いつつも、引き受けた手前やることはちゃんとやる。

[メイン] 青木ルリ : 今回の事件はわたしはほとんどなにもできなかったからこうやってるわけだしね。

[メイン] 青木ルリ : まだわからないことや、力になれないことも沢山あるけど、さっきあの2人に言ったように、

[メイン] 青木ルリ : 「助けを求められたのなら手を差し伸べたい」

[メイン] 青木ルリ : ぽつりと呟く。

[メイン] 青木ルリ : ゆっくりでも、ちょっとずつでも、一歩一歩頑張っていこう。

[メイン] 青木ルリ :  

[メイン] 青木ルリ :